奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
44品種を表示 / 283品種中(1–24)
© Celso Henrique Varela Rios / CC BY 4.0アマゾンサファイアピンクトゥ
Ybyrapora diversipes
ブラジル大西洋岸森林に分布する小型の樹上性タランチュラ。幼体は腹部中央に縁のぎざついた赤い斑と黒い縞をもち、成熟すると模様が薄れる。2017年に Avicularia 属から分離された。
© DiverDave / CC BY-SA 3.0イエローバンデッドピンクトゥ
Avicularia juruensis
アマゾンを中心に南米へ広く分布するピンクトゥの一種。幼体は黒い脚先と赤い腹部の縞模様をもつが、成体では縞が消えて金属光沢が現れる。金桃色の型と濃い紫色の型が知られる。
© Dr. Raju Kasambe / CC BY-SA 4.0インディアンバイオレット
Chilobrachys fimbriatus
インド西部固有の地中性タランチュラ。淡褐色から金色の頭胸部に、青灰色の脚と黒い腿節、腹部の魚の骨状の暗色模様が対比する。地中に精巧なトンネルと巣網を張り、昼はその中で過ごす。
© Hectonichus / CC BY-SA 3.0エクアドリアンパープルピンクトゥ
Avicularia purpurea
エクアドルのアマゾン地域に分布する樹上性タランチュラ。日中の光の下で頭胸部や脚が青紫色の強い金属光沢を放ち、脚先の毛束は淡いクリームピンク。腹部は黒いビロード状で刺激毛をもつ。
© Burntclaw15 / CC BY 4.0エントレリオス
Grammostola iheringi
Grammostola 属で最大とされる大型種。青みを帯びた黒いビロード状の脚と、橙色で縁取られた黒い頭胸部、暗赤色の腹部をもつ。属内では例外的に活発で動きが速い。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0オレンジツリースパイダー
Amazonius germani
鮮やかなオレンジ色の体毛と、緑や青の金属光沢を帯びた脚を持つ樹上性タランチュラ。アマゾン低地林の樹の割れ目に袋状の巣を張る。走行速度と跳躍力が高く、開閉時の脱走に注意が要る。
© Stephan van Helden / CC BY-SA 4.0キューバンブロンズ
Phormictopus auratus
金色の頭胸部と、光の加減で青く見える灰色の毛をもつキューバ固有の大型タランチュラ。地表性で穴を掘るが、巣の外を歩き回ることも多く、臆病ではなく餌食いもよい。
© ChriKo / CC BY-SA 4.0キリマンジャロマスタードバブーン
Pterinochilus chordatus
成体になると灰色になる東アフリカ産の地中性タランチュラ。幼体は金褐色で、脱皮を重ねるごとに灰色へ変わっていく。神経質で逃げ足が速く、初心者向けの種ではないとされる。
© Fungus Guy / CC BY-SA 4.0グアテマランタイガーランプ
Davus pentaloris
銅色の頭胸部、黒い脚、黒地に橙の縞が入る腹部が虎を思わせる中米産の地上性タランチュラ。レッグスパンは10〜12cmで成長が速く、深く掘る代わりに隠れ家の周囲へ厚く網を張る。

ゲレロブルーフィーマー
Bonnetina papalutlensis
メキシコ南部に住むボネッティナ属の小型の地表性タランチュラ。流通名のとおり脚の腿節が青く見えるとされる。2012年にゲレロ州から記載された比較的新しい種。
© Hirvenkürpa / CC BY-SA 3.0コスタリカンオレンジマウス
Psalmopoeus reduncus
中米に分布する樹上性タランチュラ。鋏角のまわりに生える橙色の毛が名前の由来で、体は栗褐色、腹部に山形の模様が出ることがある。刺激毛をもたず、動きが非常に速く隠棲的。

コモンピンクブルーム
Pamphobeteus nigricolor
褐色を帯びた黒から黒青色の体に、脚が紫の光沢を帯びることもある大型の地上性タランチュラ。Pamphobeteus属の模式種で、レッグスパンは25cm前後に達する。幼体は腹部に赤と黒の模様が出る。
© Erfil / CC BY-SA 4.0コロンビアンジャイアントレッドレッグ
Megaphobema robustum
黒い体を橙色の毛が覆い、脚が鮮やかな橙色をしたコロンビア産の大型地上性タランチュラ。レッグスパンは20cmに達する。後脚に太い棘を備え、驚くと体ごと回転して後脚で相手を打ち払う独特の防御行動を見せる。
© Psychonaught / CC0スケルトンタランチュラ
Ephebopus murinus
黒い脚に骨格を思わせる黄白色の縞が入る地上性タランチュラ。刺激毛を腹部ではなく触肢の腿節に持つEphebopus属特有の構造で、糸を密に張った巣穴を掘って暮らす。
© Jbjensen1 / CC0 1.0ストレートホーンドバブーン
Ceratogyrus marshalli
頭胸部の中央から黒い角がまっすぐ立ち上がるアフリカ南部産の地中性タランチュラ。刺激毛を持たず動きが速いため、深く掘れる床材を敷いたうえで触らずに飼うのが前提になる。
© Quengsalinas / CC BY-SA 4.0ダースモールタランチュラ
Psalmopoeus victori
緑の光沢を帯びた頭胸部と暗色の前脚に対し、腹部と第3・第4脚に鮮やかな赤い毛が生える中米産の樹上性タランチュラ。刺激毛を持たず、動きが速いため直接扱わない飼育が前提になる。
© Www.universoaracnido.com / CC BY-SA 2.5タイゼブラ
Melopoeus albostriatus
黒地の脚に白い縦縞が走り、腹部にも白いジグザグ模様が入る東南アジア産の地中性タランチュラ。熱帯林のほか竹林や水田にも生息し、垂直に深い坑道を掘って夜間に活動する。
© David F. Belmonte / CC BY 4.0タラポトピンクトゥ
Avicularia merianae
ペルーのサンマルティン州に住む樹上性のアビキュラリア。2017年の属の再検討で記載された比較的新しい種で、流通名のタラポトは主な記録地の町にちなむ。

ドワーフピンクレッグ
Kochiana brunnipes
黒い体に、膝節から先が赤みのある淡褐色になる脚をもつブラジル産の小型タランチュラ。1属1種のコキアナ属で、腹部には金色の刺激毛がある。流通はまれで、生態もよく分かっていない。
© Tommy Andriollo / CC BY 4.0パープルツリースパイダー
Tapinauchenius plumipes
紫がかった暗色の体と細長い脚を持つ樹上性タランチュラ。流通名のTapinauchenius violaceusは現在本種のシノニムとされる。動きが極めて速く、樹皮に袋状の巣を張って暮らす。
© Michael Gäbler / CC BY 3.0バイアスカーレット
Lasiodora klugi
暗褐色の体に赤みを帯びた長い腹部の毛を持つ大型の地上性タランチュラ。ブラジル・バイーア州に分布し、レッグスパンは20cmを超える。防御的で刺激毛をよく飛ばすため中級者向き。
© Andrew Quitmeyer / CC0パナマブロンド
Psalmopoeus pulcher
パナマとコロンビアに分布する樹上性タランチュラ。灰色から淡いベージュの体に脚の桃色みが差し、腹部中央には暗色の筋が入る。脚の裏は青緑色に輝く。刺激毛をもたない。

パンフォベテウス・マチャラ
Pamphobeteus sp. "Machala"
Pamphobeteus属の未記載種として流通する大型の地上性タランチュラ。同属の多くと同じく成熟したオスに鮮やかな色が出る。学名が未確定で、飼育情報も流通名に基づくものに限られる。
© Erfil / CC BY-SA 4.0ヒスパニオラジャイアント
Phormictopus cancerides
イスパニョーラ島産の大型地上性タランチュラ。レッグスパンは18〜20cmに達し、幼体は青緑色、成体は褐色の脚と金属光沢のある頭胸部をもつ。旺盛な食欲と速い成長が特徴。
関連コンテンツ
奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。