奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
65品種を表示 / 283品種中(25–48)
© Kronmüller C, Lewis JGE (2015) / CC BY 4.0ジャイアントデザートセンチピード
Scolopendra heros
北米最大のオオムカデ。平均17cm、野外で20cmに達し、赤い頭と緑黒色の胴の「テキサスレッドヘッド」型が有名。毒は強く、経験者向け。
© Nativeplants garden / CC BY-SA 4.0ジャイアントフォレストスコーピオン
Gigantometrus swammerdami
全長23cm、体重56gに達する世界最大級のサソリ。インド産で体色は赤褐色から赤黒色。毒は強くなく、獲物は太いハサミで潰して捕らえる。幼体は尾の毒針だけが黄色い。
© Stefan Walkowski / CC BY-SA 4.0シンガポールブルー
Omothymus violaceopes
世界最大級の樹上性タランチュラ。メスは紫から青に輝く脚と灰緑色の頭胸部を持ち、オスは成熟すると黄緑色に変わる。非常に素早く強い毒を持ち、刺激毛を持たないため上級者向けとされる。

スクシンクトゥスワラジムシ
Porcellio succinctus
スペイン南部の石灰岩地帯に生息する体幅の広い大型ワラジムシ。体長約2.8cmに長い触角と尾肢が加わり迫力がある。低湿度と通気を要求し、産仔数が少なく夏の繁殖期に環境変化を嫌う上級者向けの種。
© Richard N Horne / CC BY-SA 4.0スコロペンドラ・サブスピニペス
Scolopendra subspinipes
東南アジアから太平洋・インド洋の島々まで広く分布する大型のオオムカデ。赤褐色の体に黄〜橙色の脚をもち、最大20cm前後に達する。攻撃的で毒性も強く、飼育は経験者向け。
© Gerard Mendis / CC BY-SA 4.0スリランカオーナメンタル
Poecilotheria fasciata
スリランカ中部固有の樹上性タランチュラで、属のタイプ種。黒・白・灰の複雑な迷彩模様に覆われ、腹部には全長にわたる淡灰色の葉状の帯が走る。刺激すると強く防御する。

タイガーオーナメンタル
Poecilotheria tigrinawesseli
インド東ガーツ山脈の固有種で、アーンドラ・プラデーシュ州周辺の6か所からのみ知られる樹上性タランチュラ。脚の黒帯がゼブラ状に左右対称に並ぶ。臆病だが強い毒をもつ。
© Chris Oldnall / CC BY-SA 4.0タイゴールデンフリンジ
Ornithoctonus aureotibialis
タイに分布する地中性オオツチグモ。黒を基調とし、亜成体以降のメスと亜成体のオスでは前脚の膝節と脛節に金色からオレンジ色の毛の縁取りが現れる。腹部には淡い魚の骨状の模様が入る。
© Sarka Masova / CC BY 4.0タイランドブラック
Melopoeus minax
ほぼ一様な黒色の体に、脚の膝節と脛節だけ橙色の縁毛が入る東南アジア産の地中性タランチュラ。深い坑道にこもる習性を持ち、防御性が高く咬傷は強い痛みを伴うとされる。
© Xu X, Xu C, Li F, Pham DS, Li D (2017) ZooKeys 643: 75-85 / CC BY 4.0チャイニーズアワーグラススパイダー
Cyclocosmia ricketti
腹部の後端が断ち切られたように平らで、古銭に似た硬い円盤をもつ中国産のトタテグモ。地中に深い縦穴を掘って潜み、危険を感じるとこの円盤で入口に栓をする。野外の記録が少ない希少種。
© Syrio / CC BY-SA 4.0チャイニーズゴールデンアースタイガー
Melopoeus schmidti
濃い黄褐色の体を持つ中国広西・ベトナム産の大型地中性タランチュラ。アジア最大級のクモの一つとされ、フウェントキシンと呼ばれる毒成分の研究対象にもなっている種である。
© Jokuyken15 / CC BY-SA 4.0チャイニーズブラック
Melopoeus hainanus
中国海南島の南向き急斜面にのみ分布する黒褐色の大型地中性タランチュラ。近縁種によく似るが、ハイナントキシンと呼ばれる神経毒を含む強毒種で、飼育は上級者に限られる。
© Monod, Duperre & Harms (2019) / CC BY 4.0ディクテータースコーピオン
Pandinus dictator
中央アフリカ西部の熱帯林に分布する黒い大型サソリ。ダイオウサソリに近縁で、太く発達した触肢のハサミをもつ。ワシントン条約附属書IIに掲載され、国際取引に許可が要る。
© Danny S. / CC BY-SA 4.0デスストーカー
Leiurus quinquestriatus
北アフリカ・中東の乾燥地に生息する淡黄色のサソリ。世界有数の強力な神経毒を持ち、刺されると死に至る危険がある医学的に重要な危険種。上級者専用。
© Greg Hume / CC BY-SA 3.0トーゴスターバースト
Heteroscodra maculata
白亜色の地に黒褐色のまだら模様が入る西アフリカ産の樹上性タランチュラ。後脚が著しく太いのが特徴で、動きが非常に速いうえ医学的に重要な毒を持つため上級者向けとされる。

ニューギニアブラックフューリー
Chilocosmia dichromata
ニューギニア島(インドネシア領)に住む地中性の旧世界タランチュラ。背甲と脚の付け根が赤褐色、腹部と脚の先が褐色〜黒。キロコスミア属の唯一の種で、刺激毛を持たない。
© Burntclaw15 / CC BY-SA 4.0ネオンブルーレッグ
Birupes simoroxigorum
ボルネオ島サラワク州固有の地上性オオツチグモ。成体のメスはクリーム色の頭胸部と淡褐色の腹部に、玉虫色に輝く鮮やかな青い脚を持つ。オスは褐色で脚に黒い毛が生える。
© Erfil / CC BY-SA 4.0バーガンディゴライアスバードイーター
Theraphosa stirmi
世界最大級のクモのひとつで、赤褐色を帯びた巨大な地表棲種。非常に刺激の強い刺激毛を持ち、高湿度を要求するため上級者向けです。

パープルアースタイガー
Phormingochilus hatihati
インドネシア・スラウェシ島の低地林にすむ樹上性タランチュラ。メスは黒い腿節に紫を帯びた脚、淡褐色の頭胸部を持ち、腹部には魚の骨に似た模様が入る。動きが速く神経質で、扱いには慣れが要る。

ハイナンオオムカデ
Scolopendra hainanum
中国・海南島を原産とする2012年記載の大型オオムカデ。黒い胴に黄色の脚が映え、幼体は濃紺の頭部と山吹色の背甲をもつ。丈夫で成長が早く、1年ほどで性成熟する。流通名はハイナンブラックタイガーレッグ。
© Jean-Paul Boerekamps / CC0ヒヨケムシ
Galeodes sp.
砂漠に生息する俊敏な捕食性節足動物。クモでもサソリでもない独立した目(ヒヨケムシ目)に属す。毒は持たないが大きな鋏角(きょうかく)で強く挟む。動きが速く、飼育下での生存は難しい。
© Srisonchai, Enghoff, Likhitrakarn & Panha / CC BY 4.0ピンクドラゴンヤスデ
Desmoxytes planata
各体節から角状に張り出した側方突起をもつ小型のヤスデ。ピンクから赤に色づく突起と脚が竜のような姿をつくる。オビヤスデ目の例に漏れずシアン化水素を分泌する。体色は産地により暗色の個体群もある。
© JR Ferrer-Paris / CC BY 4.0ピンクフットゴライアス
Theraphosa apophysis
レッグスパンでは世界最大級とされる大型のオオツチグモ。基調はコーヒー褐色で、幼体は各脚の先端がピンク色を帯び、脱皮を重ねるごとに薄れる。神経質で高い湿度を要求する。
© Julien Renoult / CC BY 4.0ファットテールスコーピオン
Androctonus australis
北アフリカの砂漠に生息する太い尾を持つサソリ。強力な神経毒を持ち、刺されると重篤化し死に至る危険がある医学的に重要な危険種。上級者向け。
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奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。