疥癬症(トリヒゼンダニ)
🔎 気になる症状から探す
こんな病気
トリヒゼンダニというダニがくちばし周辺・蝋膜・目の周り・脚に寄生し、特徴的なハチの巣状のかさぶたや変形を引き起こす寄生虫性疾患です。セキセイインコなどの小型インコに多く見られます。
主な症状
- くちばし・蝋膜・目の周りのハチの巣状かさぶた
- くちばしの変形・過長・亀裂
- 脚やつま先のかさぶた・角質増殖
- 痒みによる顔や足への頻繁な掻き動作
- 症状が進行すると採食困難になる
主な原因
- トリヒゼンダニ(Knemidocoptes pilae)の寄生
- 感染した親鳥からヒナへの母子感染
- 感染個体との直接接触
- 免疫力の低下による潜伏感染の発症
予防(飼育環境・日常ケア)
新規導入個体は一定期間隔離し、くちばし・蝋膜・脚の状態を観察してから他の個体と合わせてください。飼育器具は個体別に管理し、定期的に清掃することで感染リスクを下げられます。日常的に鳥の顔・くちばし・脚を観察する習慣をつけることで、初期のかさぶたを早期に発見し、変形が進む前に対処できます。
関連する品種図鑑
→ この生き物の品種図鑑を見る受診の目安
数日以内に受診を検討動物病院ではどんな治療が行われる?
動物病院(鳥類対応)では、患部の観察や顕微鏡によるダニの確認が行われ、感染の程度と範囲が評価されます。適切な駆虫処置の方針が決定され、治療後は定期的な経過確認が行われます。くちばしや脚に変形が生じている場合は、状態の評価と今後の管理方針についても相談できます。日常の観察で早期発見することが変形の進行を抑える鍵となります。