
出典: Wikimedia Commons
Pocillopora verrucosa
太く短い枝が基部から放射状に立ち上がり、枝の表面を疣(ベルーカ)が覆うハナヤサイサンゴ科の造礁サンゴ。この疣が同属他種との識別点になる。丈夫で成長が速く、SPSの入門種として扱われることが多い。
イボハダハナヤサイサンゴ(Pocillopora verrucosa)は、インド洋から太平洋にかけて広く分布するハナヤサイサンゴ科の造礁サンゴである。SeaLifeBase は生息水深を0〜54m、群体径の最大を約30cmとしている。太く短い枝が基部から放射状に立ち上がり、枝の表面は疣状の突起(ベルーカ)で覆われる。この疣が同属の他種との識別点になる。体色は褐色、桃色、緑など。褐虫藻を共生させ、栄養の大半を光合成に依存するが、夜間にポリプを伸ばして動物プランクトンも捕食する。水質変化への耐性が比較的高く成長も速いため、SPSの入門種として扱われることが多い。強めの光と強い水流を好み、枝の間に汚れが溜まらない流れを当てる。枝が密に育つと内部に水が通らなくなるため、時折の枝抜きや配置換えが有効である。IUCN は2023年の評価で絶滅危惧IB類(EN)としており、イシサンゴ目として CITES 附属書 II に一括掲載される。
出典: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
イボハダハナヤサイサンゴの成体サイズは群体径 最大約30cmです。
イボハダハナヤサイサンゴの適温は24〜27℃です。
原産地
インド洋〜太平洋の熱帯域(水深0〜54mのサンゴ礁)
サイズ
群体径 最大約30cm
適温
24〜27℃
褐虫藻の光合成産物が主体。粉末状のサンゴフードや植物プランクトンを補助的に与える。
強めの光を好む。LiveAquaria は同属の飼育に高光量を挙げる。導入直後は光量を落とし、数週間かけて段階的に上げる。
出典: SeaLifeBase(Pocillopora verrucosa) / LiveAquaria(Green Cauliflower Pocillopora Coral) / AlgaeBarn「Water Parameters 101」
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Pocillopora verrucosa (Ellis & Solander, 1786)
別名(シノニム): Madrepora verrucosa Ellis & Solander, 1786, Pocillopora danae Verrill, 1864, Pocillopora hemprichi Ehrenberg, 1834
典拠データベース: WoRMS
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
国内法: 日本の海での採集は都道府県の漁業調整規則で規制され、内容は県ごとに異なる。沖縄県漁業調整規則は、イシサンゴ目・クダサンゴ科・アオサンゴ目などの造礁サンゴ類の採捕を禁止しており、岸壁やロープなどに自然に付着したもの、折れて海に落ちているもの、骨格(死骸)も対象になる。違法に採捕したサンゴの所持・販売も禁止。養殖されたサンゴは対象外で、県は購入時に人工の基盤やタグの付いた養殖個体であることを確認するよう案内している。
出典: CITES 附属書 II(イシサンゴ目 Scleractinia spp. を一括掲載) / IUCN レッドリスト 2025-2(2023年評価・SeaLifeBase 経由)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
この種類の出品を探す
枝の間に汚れが溜まるため強めのランダムな流れを当てる。ライブロックの上段に配置し、密に育ったら枝抜きや配置換えで内部にも水を通す。
水温24〜27℃、比重1.023〜1.025(塩分33〜35ppt)、KH 8〜12、カルシウム400〜450ppm、マグネシウム1280〜1350ppm。KHの急変が最も組織後退を招きやすい。
栄養の大半は褐虫藻の光合成に依存するが、夜間にポリプを伸ばして動物プランクトンも捕食する。粉末状のサンゴフードを補助的に与えてよい。
IUCN は絶滅危惧IB類(EN)と評価する。イシサンゴ目として CITES 附属書 II に一括掲載され、輸出入には許可書が必要。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
イボハダハナヤサイサンゴの適正温度は24〜27℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
イボハダハナヤサイサンゴの成体サイズは群体径 最大約30cmです。飼育環境や個体差により多少前後します。
イボハダハナヤサイサンゴの食性は「褐虫藻の光合成産物が主体。粉末状のサンゴフードや植物プランクトンを補助的に与える。」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
イボハダハナヤサイサンゴの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月25日