
出典: Wikimedia Commons
Dipsastraea pallida
淡褐色の半球状群体をつくるキクメイシ科の造礁サンゴ。壁で仕切られた莢が一つずつ独立する菊目石型で、インド洋から太平洋まで分布が広くサンゴ礁でごく普通に見られる。丈夫で飼育しやすい部類に入る。
ウスチャキクメイシ(Dipsastraea pallida)は、インド洋と太平洋の熱帯域に広く分布するキクメイシ科の造礁サンゴである。1846年に James Dwight Dana が Favia pallida として記載し、のちに Dipsastraea 属へ移されたが、旧学名を使い続ける文献もある。群体は半球状からドーム状で、壁に仕切られた莢が一つずつ独立して並ぶ菊目石型の骨格をつくる。和名のとおり淡い褐色の個体が多く、緑がかるものもある。分布が広く個体数も多い普通種で、IUCN は軽度懸念(LC)と評価し、主な脅威はサンゴ礁そのものの破壊としている。飼育は中程度の光と中程度の水流で安定し、置き場所を選ばないが、夜間に伸びるスイーパー触手が隣接するサンゴを傷めるため間隔を空ける。イシサンゴ目として CITES 附属書 II に掲載される。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ウスチャキクメイシの成体サイズは群体径 数十cmです。
ウスチャキクメイシの適温は24〜27℃です。
原産地
インド洋・太平洋の熱帯海域
サイズ
群体径 数十cm
適温
24〜27℃
褐虫藻の光合成産物が主体。夜間に伸びる触手へ動物性のサンゴフードを与える。
LiveAquaria はキクメイシ類に中程度の光量を挙げる。急な光量変化に弱いので、導入時は照度を落として数週間かけて慣らす。
出典: LiveAquaria / AlgaeBarn「Calcium Supplementation」 / WoRMS(World Register of Marine Species)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Dipsastraea pallida (Dana, 1846)
別名(シノニム): Favia pallida (Dana, 1846), Astraea (Fissicella) pallida Dana, 1846
典拠データベース: WoRMS
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
出典: CITES 附属書 II(イシサンゴ目 Scleractinia spp. を一括掲載) / IUCN レッドリスト
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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水流は中程度。底床から中層まで置き場所を選ばないが、スイーパー触手の届く範囲に他のサンゴを置かない。
水温24〜26℃、比重1.023〜1.025、塩分33〜35ppt、KH 8〜12。カルシウムとマグネシウムを消費するため定期的に測定して補う。
栄養の大半は褐虫藻に依存する。夜間にポリプを伸ばすため、消灯後に動物質のサンゴフードを少量与えると成長が早まる。
近縁の菊目石類とは骨格を見ないと区別が難しく、店頭では属名だけで流通することが多い。イシサンゴ目としてCITES附属書IIに掲載され、輸出入には許可書が必要。
初心者向け。初心者向けの品種です。飼育に特別な設備や経験は必要なく、基本的な飼育環境を整えれば問題なく育てられます。
ウスチャキクメイシの適正温度は24〜27℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
ウスチャキクメイシの成体サイズは群体径 数十cmです。飼育環境や個体差により多少前後します。
ウスチャキクメイシの食性は「褐虫藻の光合成産物が主体。夜間に伸びる触手へ動物性のサンゴフードを与える。」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ウスチャキクメイシの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月16日