
出典: Wikimedia Commons
Dipsastraea favus
紅海から太平洋まで分布するサザナミサンゴ科の造礁サンゴ。壁で仕切られた大きめの莢が一つずつ独立して並び、褐色から緑色の群体が多い。丈夫で光と水流の許容幅が広く飼育しやすい。
ナミキクメイシ(Dipsastraea favus)は、Forsskål が1775年に紅海の標本から Madrepora favus として記載したサザナミサンゴ科の造礁サンゴで、のちに Favia favus を経て Dipsastraea 属に置かれた。GBIF に集積された標本記録は紅海・スーダン・オマーンからインド洋のレユニオンやマヨット、さらにタイ・インドネシア・オーストラリア・ニューカレドニア・日本にまで及び、インド太平洋を広く覆う。群体は半球状からドーム状に育ち、壁で仕切られた大きめの莢が一つずつ独立して並ぶ。体色は褐色や緑色が多く、口盤が対照的な色になる個体も知られる。飼育では中程度の光と水流で安定する丈夫な種だが、夜間に長いスイーパー触手を伸ばして隣接するサンゴを攻撃するため、周囲に余裕を持たせる。イシサンゴ目として CITES 附属書 II に掲載される。
出典: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ナミキクメイシ(ファブス)の成体サイズは群体径 数十cm〜1mです。
ナミキクメイシ(ファブス)の適温は24〜27℃です。
原産地
紅海・インド洋から西太平洋(日本・オーストラリア・インドネシア・ニューカレドニア等)
サイズ
群体径 数十cm〜1m
適温
24〜27℃
褐虫藻の光合成産物が主体。夜間に伸びる触手へ動物性のサンゴフードを与える。
LiveAquaria はキクメイシ類に中程度の光量を挙げる。導入直後は照度を落とし、数週間かけて目標の位置へ上げていく。
出典: LiveAquaria / AlgaeBarn「Calcium Supplementation」 / WoRMS(World Register of Marine Species) / GBIF(標本記録)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Dipsastraea favus (Forskål, 1775)
別名(シノニム): Favia favus (Forskål, 1775), Madrepora favus Forskål, 1775
典拠データベース: WoRMS
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
国内法: 日本の海での採集は都道府県の漁業調整規則で規制され、内容は県ごとに異なる。沖縄県漁業調整規則は、イシサンゴ目・クダサンゴ科・アオサンゴ目などの造礁サンゴ類の採捕を禁止しており、岸壁やロープなどに自然に付着したもの、折れて海に落ちているもの、骨格(死骸)も対象になる。違法に採捕したサンゴの所持・販売も禁止。養殖されたサンゴは対象外で、県は購入時に人工の基盤やタグの付いた養殖個体であることを確認するよう案内している。
出典: CITES 附属書 II(イシサンゴ目 Scleractinia spp. を一括掲載)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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水流は中程度。底床から中層まで置けるが、夜間に伸びるスイーパー触手が長いため、隣のサンゴとは十分な間隔を空ける。
水温24〜26℃、比重1.023〜1.025、塩分33〜35ppt、KH 8〜12。骨格形成でカルシウムとマグネシウムを消費するため定期的に測定して補う。
栄養の大半は褐虫藻に依存する。夜間にポリプを伸ばすので、消灯後に動物質のサンゴフードを与えると肥立ちがよい。
紅海産と太平洋産では骨格の印象が変わり、近縁種との識別には莢の観察が要る。イシサンゴ目としてCITES附属書IIに掲載され、輸出入には許可書が必要。
初心者向け。初心者向けの品種です。飼育に特別な設備や経験は必要なく、基本的な飼育環境を整えれば問題なく育てられます。
ナミキクメイシ(ファブス)の適正温度は24〜27℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
ナミキクメイシ(ファブス)の成体サイズは群体径 数十cm〜1mです。飼育環境や個体差により多少前後します。
ナミキクメイシ(ファブス)の食性は「褐虫藻の光合成産物が主体。夜間に伸びる触手へ動物性のサンゴフードを与える。」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ナミキクメイシ(ファブス)の価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月25日