メインコンテンツへスキップリクガメの飼い方入門|ヘルマンリクガメ・ロシアリクガメの基本管理 | ブリちょく爬虫類| ✍️ ブリちょく編集部
リクガメの飼い方入門|ヘルマンリクガメ・ロシアリクガメの基本管理
リクガメの基本的な飼育方法を解説。初心者に人気のヘルマンリクガメとロシアリクガメのケージ・温度・餌・健康管理をわかりやすく紹介します。リクガメは爬虫類の中でも特に長寿で、正しく育てれば30〜80年以上生きる個体も珍しくありません。独特の草食性と穏やかな性格から、爬虫類初心者にも挑戦しやすいペットです。本記事では初…
この記事のポイント
リクガメの基本的な飼育方法を解説。初心者に人気のヘルマンリクガメとロシアリクガメのケージ・温度・餌・健康管理をわかりやすく紹介します。リクガメは爬虫類の中でも特に長寿で、正しく育てれば30〜80年以上生きる個体も珍しくありません。独特の草食性と穏やかな性格から、爬虫類初心者にも挑戦しやすいペットです。本記事では初…
リクガメは爬虫類の中でも特に長寿で、正しく育てれば30〜80年以上生きる個体も珍しくありません。独特の草食性と穏やかな性格から、爬虫類初心者にも挑戦しやすいペットです。本記事では初心者に人気のヘルマンリクガメとロシアリクガメ(ホルスフィールドリクガメ)の基本的な飼育方法を解説します。
リクガメを飼う前に知っておくべきこと
リクガメは生涯のパートナーとなる長寿の生き物です。飼育を始める前に以下を確認しておきましょう。
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ブリちょく編集部
生体の飼育情報を専門に扱うブリちょく編集部。獣医療・繁殖の各分野を取材し、初心者にも分かりやすい記事をお届けします。
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ケージサイズ: 成体になると甲長20〜30cm前後になります。最低でも横幅90cm以上のケージが必要で、理想は120×60cm以上です。
法的規制: ヘルマンリクガメはCITES(ワシントン条約)附属書Ⅱに記載されており、正規のルートで輸入・繁殖された個体のみ飼育可能です。購入時は必ずCITES書類の有無を確認してください。
ケージ・飼育環境の設定
温度管理:
- ホットスポット(バスキングゾーン):35〜40℃
- クールスポット(涼しい側):22〜26℃
- 夜間:18〜22℃(極端に冷えなければOK)
UVBライト: リクガメはUVBを浴びてビタミンD3を自分で合成します。爬虫類用のUVBランプ(UVB 10.0以上)を1日10〜12時間点灯させてください。
床材: ヤシガラ土・赤玉土・コルクチップが適しています。厚さ5〜10cm以上にして潜れる深さを確保します。湿度は40〜60%を目安に、乾燥しすぎを防ぎます。
水入れ: 浅い水入れを設置し、毎日新鮮な水に交換します。リクガメは水入れで排泄することが多いため、定期的な洗浄が必要です。
餌と栄養管理
リクガメは草食性です。野菜・野草を中心に与え、果物や動物性タンパクは基本的に不要(または極少量)です。
主食として適した食材:
- 小松菜・チンゲン菜・大根の葉・タンポポ・オオバコ・クローバーなどの葉野菜・野草
- ケールやカラシナも少量で可
与えすぎに注意な食材:
- ほうれん草・レタス類(シュウ酸が多く、過剰摂取は結石・下痢の原因に)
- キャベツ・白菜(甲状腺機能に影響が出ることがある)
- 果物(糖分が多く、消化器トラブルの原因に)
カルシウム補給: エサに市販のカルシウムパウダー(ビタミンD3配合)を週2〜3回ふりかけます。甲羅の成長に欠かせない栄養素です。
給餌頻度: 毎日または1日おき。若い個体は毎日与え、成体は週に5〜6回が目安です。食べ残しは必ず取り除きます。
ヘルマンリクガメとロシアリクガメの違い
| 特徴 | ヘルマンリクガメ | ロシアリクガメ |
|---|
| 成体甲長 | 約20〜28cm | 約15〜20cm(やや小型) |
| 性格 | 比較的大人しい、人慣れしやすい | 活発でよく動く、掘ることが多い |
| 寒さへの耐性 | やや繊細 | 比較的強い(中央アジア原産) |
| 冬眠 | 10℃以下で冬眠する傾向あり | 冬眠する(飼育下では省略することも可) |
| 飼育難易度 | 初心者向け ★★★ | 初心者向け ★★★ |
ロシアリクガメは丈夫で初心者にも扱いやすいとされていますが、掘る行動が旺盛でケージを脱走しやすい特徴があります。蓋付きのケージか、側面を高くする工夫が必要です。
健康管理と注意すべき病気
注意サイン:
- 食欲が著しく落ちた(2〜3日以上)
- 目ヤニ・鼻水・口を開けたままの呼吸(呼吸器感染症の疑い)
- 甲羅が柔らかい・変形している(クル病:ビタミンD3・カルシウム不足)
- 元気なく動かない(低体温・消化不良の可能性)
まとめ
リクガメは適切な温度・UVB・食事管理さえ整えれば、比較的飼育しやすい爬虫類です。長い付き合いになるからこそ、最初から正しい環境を整えることが大切です。