カミキリムシの飼育ガイド|ルリボシカミキリ・ミヤマカミキリの捕獲・飼育・標本制作
カミキリムシ(ルリボシカミキリ・ミヤマカミキリ等)の採集・飼育方法と標本制作の基本を解説。成虫の飼育環境・餌・産卵・幼虫管理のポイントから、展翅・乾燥・防虫のコツまで詳しく紹介します。カミキリムシ(天牛・カミキリ科 Cerambycidae)は、長い触角と木材を食べる幼虫が特徴の甲虫類です。日本には700種以上が…

この記事のポイント
カミキリムシ(ルリボシカミキリ・ミヤマカミキリ等)の採集・飼育方法と標本制作の基本を解説。成虫の飼育環境・餌・産卵・幼虫管理のポイントから、展翅・乾燥・防虫のコツまで詳しく紹介します。カミキリムシ(天牛・カミキリ科 Cerambycidae)は、長い触角と木材を食べる幼虫が特徴の甲虫類です。日本には700種以上が…
カミキリムシ(天牛・カミキリ科 Cerambycidae)は、長い触角と木材を食べる幼虫が特徴の甲虫類です。日本には700種以上が生息し、ルリボシカミキリのような宝石のように美しい種から、巨大なミヤマカミキリまでバリエーション豊かです。採集・飼育・標本作製と多様な楽しみ方ができる昆虫として、昆虫愛好家に人気があります。
主な種類と特徴
ルリボシカミキリ(Rosalia batesi)
体長15〜30mm。灰青色の地に黒い斑点が散らばる美しい外見から「昆虫の宝石」とも呼ばれます。ブナ科の枯れ木(ブナ・ナラ・クリ)に産卵し、幼虫が木材内部を食べて成長します。成虫は7〜8月頃に羽化し、日中活動します。山地のブナ林周辺で採集できますが、個体数が少ないため出会えると感動的です。
ミヤマカミキリ(Massicus raddei)
体長40〜55mmにもなる日本最大級のカミキリムシ。コナラ・クヌギ・桑などの大木に産卵します。成虫は夜行性で7〜8月に活動。灯火に飛来することもあります。茶色の地に細かな被毛が密生した渋い外見が魅力です。
シロスジカミキリ(Batocera lineolata)
体長35〜55mm。黒地に白のライン状斑紋が美しい大型種です。クワ・ポプラ・コナラなどの生きた樹木にも産卵するため「農業害虫」と見なされることも。成虫は6〜9月に出現し夜行性です。