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Oryzias latipes
エラ蓋部分の虹色素胞が欠如し、血液の赤色が透けてほおが赤く見える改良メダカ。体色がやや透明になる、ヒレに色がのる、体色が部分的に色抜けするなどの変化も伴う。分類上の基準は赤エラで、片ホホやホホ無しも形質補足として区別される。
透明鱗は、エラ蓋部分、いわゆるほおの部分が赤くなるメダカの形質である。エラ蓋部分の虹色素胞が欠如することでエラが透けて血液の赤色が見えるため、ほおが赤く見える。改良メダカWEB図鑑では鱗の特徴11として整理され、日本メダカ協会の品種分類マニュアルに基づいて解説されている。透明鱗の特徴は赤エラだけではなく、体色がやや透明になる、ヒレに色がのる、体色が部分的に色抜けするなど様々だが、主たる特徴は赤エラであるため、分類上も赤エラを基準とする。形質補足として、片方のほおだけが赤い透明鱗(片ホホ)と、ほおが赤くならない透明鱗(ホホ無し)が分類されている。透明鱗の特徴を持たない野生型のメダカは普通鱗と呼び、透明鱗の形質を持たない紅白や三色のメダカは非透明鱗と呼ばれる。透明鱗が加わることによる変化は品種にも現れており、2008年に小宮正城が楊貴妃メダカと透明鱗メダカの交配から作出した楊貴妃透明鱗では、朱赤色が濃くなる、部分的に色が抜けて紅白の二色になる、尾ビレが染まるといった変化が生じた。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
透明鱗メダカの寿命は2〜3年です。
透明鱗メダカの成体サイズは最大約4cm(標準体長)です。
透明鱗メダカの適温は18〜28℃です。
原産地
日本(日本メダカ協会の品種分類マニュアルに定められた鱗の形質)
寿命
2〜3年
サイズ
最大約4cm(標準体長)
適温
18〜28℃
人工飼料、グリーンウォーター
出典: 改良メダカWEB図鑑「保存版!改良メダカの飼育方法まとめ」 / FishBase Oryzias latipes / 改良メダカWEB図鑑 透明鱗
日本メダカ協会の品種分類マニュアルは、遺伝子型ではなく目視で判別できる形質で品種を分類しており、個々の形質の遺伝様式は定めていない。同マニュアルが選抜交配・累代繁殖で遺伝・作出できると明記している形質を「ライン作出」、それ以外を「その他」に分けている。
出典: 日本メダカ協会 改良メダカ品種分類マニュアル 第5版(2025年9月) / 改良メダカWEB図鑑「メダカの特徴」 / 改良メダカWEB図鑑 透明鱗 / 日本メダカ協会 改良メダカ品種分類マニュアル
代表的なモルフの抜粋です。遺伝形式は交配計画の参考に。実際の表現は組み合わせ(コンボ)で変わります。
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Oryzias latipes (Temminck & Schlegel, 1846)
典拠データベース: FishBase · GBIF · 改良メダカWEB図鑑 透明鱗 · 日本メダカ協会 改良メダカ品種分類マニュアル
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
出典: CITES 附属書(本種は非掲載) / FishBase(IUCN レッドリスト: 軽度懸念 LC、2018年評価)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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赤エラは横見で最も分かりやすく、体色の透明感や色抜けは上見でも確認できる。改良メダカWEB図鑑は屋外飼育を勧めており、夏場は直射日光で水温が上がりすぎるため、よしずで半分影を作るなどの対策を挙げている。
市販の人工飼料を基本とし、数分で食べ切る量を与える。食べ残しは腐敗して水質悪化につながるため量を調整する。稚魚の育成には植物プランクトンが発生したグリーンウォーターが適する。
飼育水は弱酸性から弱アルカリ性の範囲が理想とされ、飼育を続けるにつれて酸性に傾く。水換えは週に1回程度が目安で、水温やpHが急に変わると体調を崩すため、導入時は容器ごと浮かべる水合わせを行う。FishBase はニホンメダカの生息水質を pH 7.0〜8.0、硬度 9〜19 dH と記録している。
温和で群れで泳ぐ魚であり、同じ品種でまとめて飼育するのが基本。水量1リットルにつき1匹が過密を避ける目安で、過密飼育は成長不良や繁殖率の低下、酸欠や水質悪化を招く。
屋外では水温18℃以上、日照12〜13時間以上の条件がそろう4月頃から10月頃までが産卵期となる。室内で通年繁殖させる場合は水温25〜28℃、照明13時間以上が目安。卵は積算温度250℃日で孵化し、水温25℃なら約10日かかる。
分類上の基準は赤エラであるため、選別ではほおの色を確認する。片方のほおだけが赤い個体や、ほおが赤くならない個体も透明鱗の形質補足として区別される。半透明鱗(オーロラ)は別の形質であり、白と黒がはっきり分かれにくい点で異なる。
初心者向け。初心者向けの品種です。飼育に特別な設備や経験は必要なく、基本的な飼育環境を整えれば問題なく育てられます。
透明鱗メダカの適正温度は18〜28℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
透明鱗メダカの平均寿命は2〜3年です。適切な飼育環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
透明鱗メダカの成体サイズは最大約4cm(標準体長)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
透明鱗メダカの食性は「人工飼料、グリーンウォーター」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
透明鱗メダカの価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月17日