奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
141品種を表示 / 283品種中(73–96)

ハアシワラジムシ
Porcellio haasi
スペイン原産の大型ワラジムシ。暗褐色の地に黄色い斑点が入り、通常型より明らかに大きい「ジャイアント」系統が存在する数少ない種。乾燥と強い通気を要求し、朽木やコケの下に潜む。
© Tommy Andriollo / CC BY 4.0パープルツリースパイダー
Tapinauchenius plumipes
紫がかった暗色の体と細長い脚を持つ樹上性タランチュラ。流通名のTapinauchenius violaceusは現在本種のシノニムとされる。動きが極めて速く、樹皮に袋状の巣を張って暮らす。
© Michael Gäbler / CC BY 3.0バイアスカーレット
Lasiodora klugi
暗褐色の体に赤みを帯びた長い腹部の毛を持つ大型の地上性タランチュラ。ブラジル・バイーア州に分布し、レッグスパンは20cmを超える。防御的で刺激毛をよく飛ばすため中級者向き。
© Paul Prior / CC BY 4.0ハイチオオムカデ
Scolopendra alternans
カリブ海地域からフロリダ南部に分布する中〜大型ムカデ。色彩変異が豊富で観賞価値が高い。素早く防御的で、咬まれると強い痛みを伴う。

パクチョンダンゴムシ
Cubaris sp. "Pak Chong"
タイ・パクチョン郡産の未記載ダンゴムシ。青灰色の胴、体節ごとの白い縁取り、橙から赤に染まる尾部という三色の配置をもち、顔にも同色が差すことがある。
© Andrew Quitmeyer / CC0パナマブロンド
Psalmopoeus pulcher
パナマとコロンビアに分布する樹上性タランチュラ。灰色から淡いベージュの体に脚の桃色みが差し、腹部中央には暗色の筋が入る。脚の裏は青緑色に輝く。刺激毛をもたない。
© Robert.Baruch / CC BY-SA 4.0ハロウィンヒッサー
Elliptorhina javanica
黒地にオレンジと黄の縞が入るマダガスカル産の無翅ゴキブリ。前胸背板が赤い型と黒い型があり、灰色の幼虫から鮮やかな配色の成虫まで、成長に伴う色変わりが大きいのが特徴。

パンダキングダンゴムシ
Cubaris sp. "Panda King"
白黒のパンダ模様が美しいクバリス系の人気種。学術的には未記載で「Cubaris sp.」が正式呼称。高湿度と石灰質を好み繁殖はゆっくり。腐食性で咬まず毒もなく無害。

パンフォベテウス・マチャラ
Pamphobeteus sp. "Machala"
Pamphobeteus属の未記載種として流通する大型の地上性タランチュラ。同属の多くと同じく成熟したオスに鮮やかな色が出る。学名が未確定で、飼育情報も流通名に基づくものに限られる。
© Erfil / CC BY-SA 4.0ヒスパニオラジャイアント
Phormictopus cancerides
イスパニョーラ島産の大型地上性タランチュラ。レッグスパンは18〜20cmに達し、幼体は青緑色、成体は褐色の脚と金属光沢のある頭胸部をもつ。旺盛な食欲と速い成長が特徴。
© Takaaki Hattori / CC BY 4.0ヒメマルゴキブリ
Perisphaerus horaianus
ダンゴムシのように体を球状に丸める小型のゴキブリ。南九州から琉球列島の森林にすみ、樹皮の上で活動する。日本の個体群は2025年に新種として記載し直された。
© Doreen / CC BY 4.0ヒュルスハエトリ
Hyllus diardi
東南アジアに広く分布する大型のハエトリグモ。褐灰色の体に金属光沢の黄色い毛が散り、雌は後中眼の下に角のような黒い毛束をもつ。高温多湿を好み、別属の Phidippus regius より湿度要求が高い中級者向けの種。
© Zarkanis / CC BY-SA 4.0ピンクフットヤスデ
Telodeinopus aoutii
西〜中央アフリカ原産の大型ヤスデで、暗色の体に淡いピンク〜赤味の脚が並ぶ。成長すると非常に長くなり、活発で食欲旺盛。高温多湿管理が要点。

フォートホールバブーン
Pterinochilus lugardi
灰褐色の頭胸部と黒い魚骨模様の腹部を持つアフリカ産の地中性タランチュラ。同属の中では比較的おとなしいが動きは非常に速く、深い床材と巣穴の起点になる隠れ家が要る。
© Kian Kaftarbaz / CC BY 4.0フタスジムレイワガネグモ
Stegodyphus lineatus
腹部に2本の太い黒い縦縞が入ることが多い、Eresidae 科のクモ。低木の枝の間に網と円錐形の住居を作り、孵化した子グモが最後には母グモを食べる習性で知られる。
© George Chernilevsky / Public domainブラジリアンサーモンピンク
Lasiodora parahybana
世界最大級の地表棲種で、黒い体にサーモンピンクの毛が混じる迫力ある大型種。成長が早く食欲旺盛だが、やや神経質で刺激毛を飛ばします。
© Syrio / CC BY-SA 4.0ブラジリアンジャイアントブロンド
Nhandu tripepii
褐色の頭胸部をサーモンピンクの長い巻き毛が覆う大型の地上性タランチュラ。ブラジル・アマゾンの湿潤林の林床に生息する。成長が速く、幼体は温和だが成体は気が荒くなる。

ブラジリアンピンクブルーム
Pamphobeteus sp. 'platyomma'
成熟したオスがピンクから紫の鮮やかな体色に変わる大型の地上性タランチュラ。メスは暗い落ち着いた色合いのままである。成長が速く、床材に穴を掘って隠れる機会的な穴掘り性を持つ。
© Syrio / CC BY-SA 4.0ブラジリアンブラックアンドホワイト
Nhandu coloratovillosus
黒地に白い縦縞の脚と、オレンジがかった赤い長毛に覆われた腹部を持つ地上性タランチュラ。ブラジル産で、樹の根元の小穴や物陰を住処にする。刺激毛をよく飛ばす種として知られる。
© Dododotzler / CC BY-SA 4.0ブラジリアンブルー
Lasiocyano sazimai
光の角度で青く輝く宝石のような体色を持つブラジル産地表棲種。比較的丈夫だが適度な湿度を好み、刺激毛を持つ美しい中級向けの種です。
© Rogerio Bertani / CC BY 3.0ブラジリアンブルードワーフビューティー
Dolichothele diamantinensis
青緑色の頭胸部と鮮やかな青い脚、腹部の赤みを帯びた長毛が目を引くブラジル産のドワーフ種。トンネル状に厚く網を張るうえ巣の外に出ていることが多く、刺激毛も飛ばさないため観賞しやすい。
© Flamesbane / CC BY 3.0ブラジリアンレッドアンドホワイト
Nhandu chromatus
ビロード状の黒い脚に白い縦縞、灰褐色の頭胸部、腹部の赤い毛という配色が目を引く大型の地上性タランチュラ。成長が速く見栄えする一方、動きが速く神経質で刺激毛をよく飛ばす。
© Marshal Hedin / CC BY 2.0ブラックバックデザートヘアリー
Hadrurus spadix
アメリカ合衆国西部の砂漠に分布する全長15cmほどの大型サソリ。頭胸部が一様に黒いことで、よく似たデザートヘアリースコーピオンと区別できる。砂を掘って巣穴を広げ、一日の多くを地中で過ごす。
© Ryanvanhuyssteen / CC BY-SA 4.0フラットロックスコーピオン
Hadogenes troglodytes
アフリカ南部の岩場に生息する極端に扁平な体を持つサソリ。岩の隙間に潜む。毒性は弱くハチ刺し程度で、非常に長寿なことで知られる。
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奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。