
出典: Wikimedia Commons
Geograpsus grayi
紅海からインド・太平洋の島々にかけて分布する、陸上生活をするイワガニ科のカニ。日本でも伊豆諸島や四国以南の島々から記録があり、色彩には個体差がある。
カクレイワガニ(Geograpsus grayi (H. Milne Edwards, 1853))は、イワガニ科カクレイワガニ属のカニで、紅海からココス諸島、日本からケルマデック諸島にかけてのインド・西太平洋に分布する。GBIF には沖縄県・鹿児島県のほか、静岡県・東京都・高知県からの記録もあり、国内では南西諸島を中心に伊豆諸島や四国の沿岸まで記録がある。海外ではレユニオン島などで、海岸近くの陸上を走り回る姿が撮影されている。イワガニ上科のカニは多くが雑食性で、植物や昆虫、小動物、生物の遺骸などを幅広く食べる。成体は水辺から離れても暮らせるが、鰓で呼吸するため適度な湿り気が欠かせず、幼生は海でしか育たないので、抱卵した雌は海辺へ移動して海中で幼生を放す。本種の大きさや食性を個別に扱った資料は少ない。国内では陸ガニを扱う専門店が雌雄や色彩の違う個体を継続的に販売しており、肉食の傾向が強いカニとして紹介されることが多い。
原産地
インド・西太平洋(紅海〜ココス諸島、日本〜ケルマデック諸島)
寿命
資料が少ない
サイズ
資料が少ない
雑食(動物質をよく食べるとされる)
陸場を広く取り、岩組みや流木で隠れ場所を作る。全身が浸かれる浅い水場も設ける。共食いを避けるため単独飼育が無難。
飼育温度を示した資料は少ない。暖かい地域の海岸の種なので冬の低温を避け、鰓呼吸のため床材と空気を乾燥させない。
雑食性で、動物質の餌をよく食べるとされる。魚の切り身や昆虫などの動物質に、野菜や落ち葉を組み合わせる。
毒はない。動きが速く、はさみで挟まれることがあるので素手でつかまない。
陸ガニは脱走が得意なので蓋を固定する。幼生は海でしか育たず、飼育下での繁殖は難しい。飼育個体は野外に放さない。
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Geograpsus grayi (H. Milne Edwards, 1853)
別名(シノニム): Grapsus grayi H. Milne Edwards, 1853, Geograpsus rubidus Stimpson, 1858
典拠データベース: GBIF · GBIF · SeaLifeBase
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
外来生物法・種の保存法の対象ではなく、CITES にも掲載されていません(2026年9月時点)。日本の島々に在来の個体群がいるため、飼育個体を野外に放さず、産地の違う個体を別の場所に持ち込まないでください。
出典: 環境省「国内希少野生動植物種一覧」 / 環境省「特定外来生物等一覧」(種類名証明書の添付が必要な生物を含む) / Species+(CITES 附属書の照会・該当なし)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
カクレイワガニの食性は「雑食(動物質をよく食べるとされる)」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
カクレイワガニの価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月28日