
出典: Wikimedia Commons
Gecarcoidea lalandii
濃い紫色の甲と長い脚、短いはさみをもつ大型の陸ガニで、クリスマスアカガニと同属。夜行性で昼は巣穴に潜み、主に森林にすむ。抱卵した雌は海岸へ移動して卵を放す。
ムラサキオカガニ(Gecarcoidea lalandii H. Milne Edwards, 1837)は、オカガニ科ムラサキオカガニ属の大型の陸ガニで、クリスマスアカガニ G. natalis と同属である。クリスマスアカガニに比べて分布は広く、アンダマン諸島から東のインド・太平洋に見られ、GBIF には沖縄県からの記録がある。甲は横長の卵形に膨らみ、表面は滑らか。体色は紫褐色から紫、赤紫色で、脚が長く、はさみは短い。夜行性で、昼の大半は巣穴に潜んでいる。成体は主に森林にすみ、ときに開けた場所でも見られる。オカガニ科の成体は鰓とは別に空気から直接酸素を取り込めるため陸上生活に適応しているが、適度な湿り気は欠かせない。抱卵した雌は海岸へ移動し、潮間帯で卵を放す。幼生は海でしか育たないため、飼育下で繁殖させることは難しい。小型の成体は、陸生のカニ Geograpsus crinipes に捕食されることがある。国内では南西諸島産の個体が陸ガニを扱う専門店で販売されている。
出典: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
原産地
インド・太平洋(アンダマン諸島以東。日本では南西諸島)
寿命
資料が少ない
サイズ
資料が少ない(大型の陸ガニ)
雑食(落ち葉や果実などの植物質が中心)
昼は巣穴に潜む夜行性なので、潜れる深さの湿った床材と隠れ家を用意し、全身が浸かれる水場も設ける。
飼育温度を示した資料は少ない。熱帯・亜熱帯の森林の種なので冬の低温を避け、ケース内を乾燥させない。
落ち葉や果実、野菜などの植物質を中心に、ときどき動物質の餌も与える。
毒はない。はさみは短いが、つかむと挟まれることがあるので素手で扱わない。
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Gecarcoidea lalandii H. Milne Edwards, 1837
別名(シノニム): Pelocarcinus lalandei (H. Milne Edwards, 1837), Limnocarcinus intermedius De Man, 1879
典拠データベース: GBIF · GBIF · SeaLifeBase
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
外来生物法・種の保存法の対象ではなく、CITES にも掲載されていません(2026年9月時点)。日本の島々に在来の個体群がいるため、飼育個体を野外に放さず、産地の違う個体を別の場所に持ち込まないでください。
出典: 環境省「国内希少野生動植物種一覧」 / 環境省「特定外来生物等一覧」(種類名証明書の添付が必要な生物を含む) / Species+(CITES 附属書の照会・該当なし)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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陸ガニは脱走が得意なので蓋を固定する。幼生は海でしか育たず、飼育下での繁殖は難しい。在来の個体群を乱さないよう、飼育個体は野外に放さない。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
ムラサキオカガニの食性は「雑食(落ち葉や果実などの植物質が中心)」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ムラサキオカガニの価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月28日