多肉植物の葉挿しは落とした葉から新株を作る繁殖法。葉の取り方・置き方・発根確認・土への植え付けまで、成功率を上げるコツを詳しく解説します。
この記事のポイント
多肉植物の葉挿しは落とした葉から新株を作る繁殖法。葉の取り方・置き方・発根確認・土への植え付けまで、成功率を上げるコツを詳しく解説します。
多肉植物の葉挿しは、落とした葉から新しい株を増やすことができる、簡単で楽しい繁殖方法です。「せっかくきれいな品種を増やしたい」「はずれてしまった葉を活用したい」そんな時に役立つ葉挿しの成功率を上げるコツを解説します。
葉挿しで繁殖できる多肉植物は限られています。主に「エケベリア属」「グラプトペタルム属」「グラプトベリア属」「セダム属(一部)」などが葉挿しに向いています。
向いていない種類: - ハオルチア(一部) - アロエ - アガベ - コーデックス類
葉挿し成功のための第一歩は「良い葉を取ること」です。
正しい取り方 葉を左右に軽く揺らしながら、茎と葉の付け根から真っ直ぐ引き抜きます。付け根部分(生長点)が残っていることが重要で、ここから新芽と根が発生します。
悪い取り方 - 途中でちぎれた葉(生長点がない)→ 発根しない - 虫食い・傷のある葉 → 成功率が低い - 病気の株の葉 → 使わない方が安全
取った葉は、すぐに土に置かないことが重要です。
適切な環境(明るい日陰・適度な湿度)があれば、1〜4週間で根が出始めます。続いて小さな新芽(ロゼット)が見えてきます。
発根・発芽したら: - 霧吹きの回数を少し増やして、根に水を届けるようにします - まだ元の葉がついている状態でも問題ありません。元の葉は成長するにつれて自然と萎んでいきます - 小さな新芽が1cm程度になったら、個別に小さな鉢に植え付けます
新芽がある程度育ったら、個別の小さな鉢(3cm程度)に植え付けます。
すべての葉が発根・発芽するわけではありません。成功率は品種・時期・個体の状態によって30〜80%程度と幅があります。発根しなかった葉は無理に続けず、コンポストに回しましょう。
葉挿しは多肉植物の魅力的な繁殖方法で、一度成功すると病みつきになる楽しさがあります。葉の取り方・乾燥・置き方という基本を押さえれば、初心者でも十分成功できます。失敗しても気にせず、たくさんの葉で挑戦してみましょう。