淡水魚・金魚と水草の相性|食害しない組み合わせ
金魚や一部の淡水魚は水草を食べてしまうことがあります。食害されにくい硬い葉の水草、相性の良い魚種、レイアウトの工夫まで、魚と水草を両立させるコツを解説します。魚が水草を食べてしまう理由 水槽に水草を入れたのに気づいたら葉がボロボロ、あるいは根ごと引き抜かれていた——そんな経験をした方もいるでしょう。魚が水草に与え…

この記事のポイント
金魚や一部の淡水魚は水草を食べてしまうことがあります。食害されにくい硬い葉の水草、相性の良い魚種、レイアウトの工夫まで、魚と水草を両立させるコツを解説します。魚が水草を食べてしまう理由 水槽に水草を入れたのに気づいたら葉がボロボロ、あるいは根ごと引き抜かれていた——そんな経験をした方もいるでしょう。魚が水草に与え…
関連品種
魚が水草を食べてしまう理由
水槽に水草を入れたのに気づいたら葉がボロボロ、あるいは根ごと引き抜かれていた——そんな経験をした方もいるでしょう。魚が水草に与えるダメージには主に2つのパターンがあります。
食害(食べる):雑食性・草食性の魚は柔らかい葉の水草を積極的に食べます。金魚はその代表格で、アナカリスやマツモのような柔らかい水草はすぐに食べ尽くしてしまいます。
掘り返し(ディギング):底砂を掘る習性が強い魚(シクリッド類の一部など)は、有茎草を根ごと引き抜くことがあります。金魚も底砂をつついて植え込んだ草を浮かせてしまうことがあります。
この2種類のダメージを理解した上で、水草の種類やレイアウトを選ぶことが重要です。
水草の育て方全般は botachoku.com の水草図鑑 をご参照ください。本記事では魚飼育者の視点から「どの魚にどの水草が合うか」を解説します。
---
金魚と水草:難しい組み合わせだが工夫次第で可能
金魚はもともと雑食性で、野生のフナに近い食性を持っています。柔らかい水草は恰好の食料になります。金魚が特に好んで食べやすいのは次のような水草です。
- アナカリス(葉が柔らかく、金魚にとって食べやすい)
- マツモ(浮遊性で口が届きやすく、よく食べられる)
- カボンバ(カモンバ)(細かい葉が金魚に好まれる)
これらの柔らかい水草を金魚水槽で長期維持するのは困難です。定期的に補充する消耗品として割り切るか、食べられにくい水草を選ぶかの選択になります。
---
食害されにくい「硬い葉」の水草
葉が厚く硬い水草は、金魚に多少かじられても大きなダメージを受けにくいです。完全に食害を防ぐわけではありませんが、柔らかい葉の水草と比べて格段に長期維持しやすいです。
アヌビアス・ナナ
葉がゴムのように厚くて硬く、金魚につつかれても葉が破れにくいです。流木や石の根茎を糸で固定して設置します。根茎を底砂に埋めると腐るため、必ず露出させた状態で置くのがポイントです。低光量・CO2なしでも育ち、管理が非常に簡単な点も初心者に向いています。
ミクロソリウム(ジャワファーン)
シダ系の活着性水草で、葉が硬くて繊維質なため、金魚も積極的には食べません。流木に根をはわせて設置します。葉の裏に子株が生えてきたら切り離して増やせます。大きな金魚が同じ水槽にいても長期維持しやすい水草のひとつです。







