コリンウズラ・姫ウズラの飼い方完全ガイド|小型ペット鳥の魅力と飼育のコツ
コリンウズラと姫ウズラの飼い方を初心者向けに徹底解説。ケージ選び・床材・エサ・温度管理・繁殖のコツまで、インコとは一味違う地上性ペット鳥の基礎知識をまとめました。コリンウズラ(ウズラ)と姫ウズラは、インコや文鳥とは異なる地上性の飼い鳥として近年ペット市場での人気が高まっています。

この記事のポイント
コリンウズラと姫ウズラの飼い方を初心者向けに徹底解説。ケージ選び・床材・エサ・温度管理・繁殖のコツまで、インコとは一味違う地上性ペット鳥の基礎知識をまとめました。コリンウズラ(ウズラ)と姫ウズラは、インコや文鳥とは異なる地上性の飼い鳥として近年ペット市場での人気が高まっています。
コリンウズラ(ウズラ)と姫ウズラは、インコや文鳥とは異なる地上性の飼い鳥として近年ペット市場での人気が高まっています。鳴き声が小さく集合住宅でも飼いやすい、比較的安価で入手できる、繁殖が楽しめるなど、独自の魅力を持つ小型鳥です。本記事では、コリンウズラと姫ウズラの飼い方を徹底解説します。
コリンウズラと姫ウズラの基本情報
コリンウズラ(Colinus virginianus)は北米原産のウズラで、オスが「Bob-White!」と鳴くことからボブホワイトとも呼ばれます。体長約24cmと小型で、羽毛の模様が美しく鑑賞価値が高い品種です。
姫ウズラ(Coturnix chinensis)は東南アジア・オーストラリア原産で、体長わずか12〜14cmの超小型ウズラです。キングウズラやチャイニーズペインテッドクアルとも呼ばれ、世界最小のウズラ類のひとつとされています。愛らしい外見と相まって、日本でも根強いファンがいます。
どちらの種も、性格は穏やかで人に慣れやすい個体も多いですが、インコのように人との触れ合いを求めるというよりは、地上を歩き回る姿や採食行動を観察して楽しむ飼い方が基本になります。
飼育環境の整え方
ケージ選び
ウズラは地上を歩く習性があるため、床面積を広く確保できるケージが必須です。高さは低くても問題ありませんが、底面が広いものを選びましょう。
- コリンウズラ:最低でも60cm×45cm程度の底面積が必要。2羽ならW90cm×D60cmを推奨
- 姫ウズラ:最低45cm×30cm、2羽以上なら60cm×45cm以上
鳥類専用ケージより、爬虫類用の横開き扉のケージや小動物用のケージが使いやすい場合があります。ウズラは驚くと垂直ジャンプすることがあるため、天井部が金属網の場合は保護パッド(ウレタンや布)を貼って頭部への衝撃を防ぎましょう。
床材
ウズラは地面を歩き、地面でエサを探す習性があります。床材は吸収性があって衛生的なものを選びます。
- 乾燥した牧草(チモシーなど):自然に近い環境を再現でき、採食行動も促せる
- ペットシート+人工芝:掃除がしやすく衛生管理が楽
- コーンコブ(とうもろこしの芯を砕いたもの):吸収性が高い
砂浴び用の砂場(専用の砂浴びボックス)も設置すると、ウズラが喜んで利用します。砂浴びは羽毛の清潔維持に重要な行動です。
温度・湿度管理
ウズラは比較的丈夫ですが、急激な温度変化に注意が必要です。
- 適正温度:15〜28℃(成鳥)
- ヒナ・幼鳥:孵化後1週間は30〜35℃の保温が必要、週に2〜3℃ずつ下げる
- 湿度:40〜60%
冬場はペットヒーター(保温電球やパネルヒーター)でケージ内の温度を保ちます。夏場は熱中症に注意し、直射日光を避け風通しを確保します。
食事と栄養管理
ウズラは雑食性で、種子類・昆虫・野菜を好んで食べます。
主食となる配合飼料:
副食・おやつ:
エサ入れは地面に置くか、低い位置に設置します。飲み水はウォータータンク式(ノズル式)か小皿で提供しますが、小皿は汚れやすいため毎日交換が必要です。
ウズラは卵を産む際にカルシウムを大量に消費するため、墨石(カトルボーン)や牡蠣殻を常時置いておくことを推奨します。
繁殖について
姫ウズラ・コリンウズラとも比較的繁殖が容易で、ブリーダーを目指す方にも人気があります。
ペアリング: オスとメスの外見的な違いを見極めます。コリンウズラのオスは顔に白い縞模様があり、姫ウズラのオスは喉・胸部に特徴的な青みがかった模様があります。DNA性別鑑定を活用するとより確実です。
産卵と孵化: 地面に設置した産卵箱(低い木箱に乾草を敷いたもの)で抱卵することもありますが、多くの飼育環境では自然孵化が難しいため、小型の孵卵器を使う人工孵化が一般的です。
孵卵温度は37.5〜38℃、湿度は初期55〜60%・最終3日間は65〜70%が目安です。孵化日数はコリンウズラ約23日、姫ウズラ約16〜17日です。
ヒナは孵化直後から自分でエサを食べられる早成性(離巣性)のため、挿し餌は不要です。孵化後すぐにヒナ用のエサ(細かく砕いたチック用フード)と水を用意します。
健康管理と注意点
ウズラは体調不良を隠す習性があります。以下のサインに注意しましょう。
- 糞の変化:水っぽい・色が異常・量が減少
- 食欲低下・体重減少:毎日エサの食いつきを確認
- 羽毛の乱れ・膨羽:病気のサインの可能性
- 元気がない・動きが鈍い:早急に獣医師へ
コクシジウム症(消化器感染症)はウズラに多い病気のひとつで、衛生環境の維持が予防に重要です。ケージ底部のフンは毎日取り除き、週に一度は床材を全交換しましょう。
ブリちょくでは、ウズラのブリーダーからの直接購入も可能です。健康な個体を選ぶ際は、目が澄んでいる、羽毛にツヤがある、活発に動いているか確認してからお迎えしましょう。