奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
43品種を表示 / 283品種中(25–43)
© Shyamal / CC BY-SA 3.0ドミノローチ
Therea petiveriana
黒地に白い斑点が並ぶ南インド産の薄明薄暮性ゴキブリ。地上性で日中は落ち葉や柔らかい土に潜り、この体色は防御物質を噴射するオサムシの一種に似せた擬態と考えられている。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0トリカラーバロウイングスコーピオン
Opistophthalmus wahlbergii
ボツワナ・ナミビア・南アフリカに分布する穴掘りサソリ。カラハリ周辺の乾燥地に生息し、体・脚・ハサミの色調差からトリカラーの名で流通する。深い床材を敷くと巣穴に潜ったまま過ごす。
© Robert.Baruch / CC BY-SA 4.0ハロウィンヒッサー
Elliptorhina javanica
黒地にオレンジと黄の縞が入るマダガスカル産の無翅ゴキブリ。前胸背板が赤い型と黒い型があり、灰色の幼虫から鮮やかな配色の成虫まで、成長に伴う色変わりが大きいのが特徴。
© Doreen / CC BY 4.0ヒュルスハエトリ
Hyllus diardi
東南アジアに広く分布する大型のハエトリグモ。褐灰色の体に金属光沢の黄色い毛が散り、雌は後中眼の下に角のような黒い毛束をもつ。高温多湿を好み、別属の Phidippus regius より湿度要求が高い中級者向けの種。
© Marshal Hedin / CC BY 2.0ブラックバックデザートヘアリー
Hadrurus spadix
アメリカ合衆国西部の砂漠に分布する全長15cmほどの大型サソリ。頭胸部が一様に黒いことで、よく似たデザートヘアリースコーピオンと区別できる。砂を掘って巣穴を広げ、一日の多くを地中で過ごす。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0フリヌス・ホワイティ
Phrynus whitei
中米の熱帯林に分布するウデムシ。扁平な体に棘の発達した太い触肢をもち、鞭状の第1脚で周囲を探る。毒腺を持たない無毒種で、流通名と実際の種が食い違う例が多く、購入時は同定根拠の確認が要る。
© Bernard DUPONT from FRANCE / CC BY-SA 2.0ペッパードローチ
Archimandrita tesselata
中米からコロンビアに分布する大型のゴキブリで、白っぽい地に胡椒を振ったような細かい斑が散る。ガラス面を登れず動きも穏やかで、ハンドリングに向く種として知られる。

ベトナムオオヤスデ
Alienostreptus bicoloripes
ほぼ黒い体に、付け根側が橙褐色で先が黄色の2色の脚をもつベトナム中部高原の大型ヤスデ。2020年に記載され、体長は16〜18cmになる。幼体は沢沿いの濡れた落ち葉で育つ。
© Syrio / CC BY-SA 4.0ベトナムフォレストスコーピオン
Heterometrus laoticus
ベトナムとラオスの泥炭質の土地に分布する黒い大型サソリ。全長は最大12cm。群居性とされる一方で共食いも起こり、捕らえられると同種に対しても激しく攻撃する。毒は弱い。

ペルマトジュルスヤスデ
Pelmatojulus ligulatus
西アフリカの二次林に分布する中型ヤスデ。各体節の前半が黄〜橙黄色、後半が濃褐色から黒に近い色で、全身が強く光沢する。赤い触角と赤褐色の短い脚が特徴。落ち葉と白腐れ材を主食とし、高湿度を保って飼う。
© Wikimedia Commons user Stahlkocher / CC BY-SA 3.0ボエミイバロウイングスコーピオン
Opistophthalmus boehmi
全長5cmほどの小型の穴掘りサソリで、英名はイエローフォレストスコーピオン。入り組んだトンネルを掘り、数日間巣穴の底に潜ったままで過ごす。神経質で共食いするため単独飼育が前提となる。
© Charles J. Sharp / CC BY-SA 4.0マダガスカルファイヤーヤスデ
Aphistogoniulus corallipes
マダガスカル南東端の熱帯雨林に固有の大型ヤスデ。黒〜暗栗色の体に鮮やかな赤い脚が並ぶ配色から「ファイヤー」の名で流通する。高湿度と深い腐植質床材を要求する。夜行性で、日中は床材に潜る。
© MORGAGYATT / CC BY-SA 4.0マレーシアンフォレストスコーピオン
Heterometrus silenus
インドシナ半島に分布する黒色の大型サソリ。流通名は「マレーシアン」だが記録はベトナム・カンボジア・タイに集中する。同属他種との判別が難しく、別名で流通することも多い。
© George Chernilevsky / Public domainメキシカンピンク
Brachypelma klaasi
メキシコ西部のハリスコ州とナヤリット州に分布するタランチュラ。全身が均一な錆色の毛に覆われ、頭胸部が黒い点で近縁の B. boehmei と区別できる。属の中で最も希少とされる。
© MrKevin04 (derivative work: Peter Coxhead) / CC BY-SA 4.0メキシカンローズグレー
Tliltocatl verdezi
メキシコのゲレーロ州南部からオアハカ州東部に分布するタランチュラ。オスはほぼ黒一色の体に腹部と脚の赤橙色の毛が映え、メスは頭胸部がやや明るく前方に暗い三角紋が入る。
© Jackson Nugent / CC BY 2.0ルブリペスオオムカデ
Ethmostigmus rubripes
オーストラリアからアジアまで広く分布するアオムカデ亜科の大型種。褐色・緑・橙・黄と体色が多様で、黄色い脚と長い触角をもつ。乾燥にも湿潤にも耐える丈夫な種で、東南アジア産が流通する。
© Even Dankowicz / CC BY 4.0ロングレッグドセンチピード
Rhysida longipes
アジア原産とされ、世界の熱帯〜亜熱帯に移入した小型のムカデ。オオムカデ属より小さく扱いやすいため、ペットとして流通する。
© Mark Marathon / CC BY-SA 3.0ワイギエンシスサソリ
Hormurus waigiensis
オーストラリア北東部とニューギニア周辺に分布する全長6.5cmほどのサソリ。体は細長く扁平で、岩の割れ目や朽ちた樹皮の下に潜り込む。強力なハサミを持ち、温暖で多湿な環境を好む。
© Rudolphous / CC BY-SA 4.0ワイドホーンヒッサー
Gromphadorhina oblongonota
マダガスカル南部産のマダガスカルゴキブリ類で、無翅ながらゴキブリ類でも最大級に育つ。成虫は赤黒い地色に太さの異なる縞が入り、刺激すると腹部の気門から空気を噴いて音を出す。
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奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。