
出典: Wikimedia Commons
Pavona divaricata
西インド洋から中部太平洋のサンゴ礁に分布するシコロサンゴの一種。褐虫藻と共生し、水深1〜20mの浅い礁にすむ。形態や飼育についてまとまった資料が少なく、水槽での長期飼育の報告はまだない。
トガリシコロサンゴ(Pavona divaricata)はヒラフキサンゴ科シコロサンゴ属のイシサンゴで、1816年にラマルクが記載しました。WoRMS の分布記録は東アフリカ・マダガスカル・モーリシャス・セーシェル・インドからシンガポール、フィジー、アメリカ領サモアまでで、アメリカ領サモア国立公園でも撮影されています。褐虫藻と共生するサンゴで、水深1〜20mの浅い礁にすみ、群体は50cmほどになる記録があります(Reeflex)。ただし本種の形態を詳しく解説した一般向けの資料は少なく、Corals of the World の種別解説にも本種の項目は見当たりません。見た目だけで同属のサオトメシコロサンゴやコノハシコロサンゴと区別するのは難しく、店頭名で判断するしかないことが多い種です。Reeflex は水槽で長期飼育に成功した報告がまだないとしており、飼育は経験者向けです。シコロサンゴ属全体の特徴や飼い方は、サイトにあるシコロサンゴ属(パボナ)の entry も参考になります。国内では専門店が種名付きでときどき入荷します。
トガリシコロサンゴの成体サイズは最大50cm程度です。
トガリシコロサンゴの適温は24〜27℃です。
原産地
西インド洋〜中部太平洋(東アフリカ・インド・シンガポール・フィジー・サモアなど)
サイズ
最大50cm程度
適温
24〜27℃
光合成(褐虫藻)
褐虫藻と共生し、水深1〜20mの浅い礁にすむ(Reeflex)。中程度の光から慣らし、色の変化を見て調整する。
本種の水流の好みを示す資料は少ない。シコロサンゴ属の葉状群体に準じ、葉の間に汚れがたまらない程度の中程度の水流にする。
出典: Reeflex(Pavona divaricata) / WoRMS(Pavona divaricata) / AlgaeBarn: 海水水槽の水質パラメータ
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
国内法: 日本の海での採集は都道府県の漁業調整規則で規制され、内容は県ごとに異なる。沖縄県はイシサンゴ類を含む造礁サンゴ類の採捕を全面的に禁止し、違法に採ったサンゴの所持・販売も禁じている(養殖されたサンゴは対象外で、県は購入時に人工の基盤やタグの付いた養殖個体であることを確認するよう案内している)。東京都も小笠原村地先の海での採捕を禁止している。国立・国定公園の海域公園地区では、指定された動植物の採取に許可が要る(自然公園法第22条)。
イシサンゴ目は全種が CITES 附属書 II に掲載されている(Species+ で確認)。国際取引には輸出国の許可書が必要だが、国内での譲渡・販売に登録は要らない。
出典: Species+(Pavona divaricata の CITES 掲載) / 沖縄県: 造礁サンゴ類の採捕等は禁止されています / 東京都漁業調整規則(第37条・第41条) / e-Gov 法令検索: 自然公園法(第22条 海域公園地区)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
この種類の出品を探す
水温24〜27℃、塩分33〜35ppt(比重1.023〜1.025)。Reeflex の上限は28℃。
光合成と溶けた栄養を利用する(Reeflex)。給餌は微粒子の餌を控えめにする程度でよい。
長期飼育の報告がまだない種(Reeflex)。似たシコロサンゴ類と見分けにくいので、種名は目安と考え、状態のよい個体を選ぶ。
上級者向け。上級者向けの品種です。高度な飼育技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
トガリシコロサンゴの適正温度は24〜27℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
トガリシコロサンゴの成体サイズは最大50cm程度です。飼育環境や個体差により多少前後します。
トガリシコロサンゴの食性は「光合成(褐虫藻)」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
トガリシコロサンゴの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月30日