
出典: Wikimedia Commons
Cyphastrea decadia
ミドリイシのような軸莢をもつ枝状のトゲキクメイシ類。礁斜面ではずんぐりした枝の塊に、砂地では枝がまばらで折れやすい群体になる。褐色・灰・クリーム色で、塊状になる同属の多くの種とは形がまったく違う。
エダトゲキクメイシ(Cyphastrea decadia)はサザナミサンゴ科(Merulinidae)トゲキクメイシ属のイシサンゴで、1984年にインドネシアのスペルモンデ諸島の標本から記載されました。WoRMS の分布記録は中部インド・太平洋です。多くのトゲキクメイシが塊状や被覆状になるのに対し、本種は枝状の群体をつくり、枝先にミドリイシに似た軸莢があります。礁斜面の上部ではずんぐりした枝が詰まった群体に、砂や泥の底では枝がまばらに開いた折れやすい群体になります。一次隔壁は10〜12枚で、肋はあまり発達しません。色は褐色・灰・クリーム色です(Corals of the World)。ラグーンを中心に幅広い礁環境にすみます。Corals of the World は似た種がないとしており、サイトにある C. serailia(WoRMS の和名はフカトゲキクメイシ)は塊状〜被覆状で表面がなめらかか小さな凹凸のある群体なので、枝の有無で見分けられます。飼育難度は中程度とされ、微粒子の餌やプランクトンも利用し、株分けで増やしやすい種です(Reeflex)。国内では大手の通販が種名付きで扱っています。
エダトゲキクメイシの成体サイズは最大25cm程度(Reeflex)です。
エダトゲキクメイシの適温は24〜27℃です。
原産地
中部インド・太平洋のサンゴ礁(とくにラグーン)
寿命
資料が少ない
サイズ
最大25cm程度(Reeflex)
適温
24〜27℃
光合成(褐虫藻)+微粒子の餌
褐虫藻と共生し光で栄養を得る(Reeflex)。ラグーンなど穏やかな場所に多い種なので、中程度の光から慣らす。
出典: Corals of the World(Cyphastrea decadia) / Reeflex(Cyphastrea decadia) / AlgaeBarn: 海水水槽の水質パラメータ
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Cyphastrea decadia Moll & Best, 1984
典拠データベース: WoRMS · GBIF · GBIF · WoRMS · Corals of the World
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
国内法: 日本の海での採集は都道府県の漁業調整規則で規制され、内容は県ごとに異なる。沖縄県はイシサンゴ類を含む造礁サンゴ類の採捕を全面的に禁止し、違法に採ったサンゴの所持・販売も禁じている(養殖されたサンゴは対象外で、県は購入時に人工の基盤やタグの付いた養殖個体であることを確認するよう案内している)。東京都も小笠原村地先の海での採捕を禁止している。国立・国定公園の海域公園地区では、指定された動植物の採取に許可が要る(自然公園法第22条)。
イシサンゴ目は全種が CITES 附属書 II に掲載されている(Species+ で確認)。国際取引には輸出国の許可書が必要だが、国内での譲渡・販売に登録は要らない。
出典: Species+(Cyphastrea decadia の CITES 掲載) / 沖縄県: 造礁サンゴ類の採捕等は禁止されています / 東京都漁業調整規則(第37条・第41条) / e-Gov 法令検索: 自然公園法(第22条 海域公園地区)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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砂地では枝がまばらで折れやすい群体になる(Corals of the World)。枝が揺すられない程度の中程度の水流にし、倒れないよう岩にしっかり固定する。
水温24〜27℃、塩分33〜35ppt(比重1.023〜1.025)。Reeflex の目安は24〜29℃。カルシウムと KH を安定させる。
微粒子の餌や植物・動物プランクトンも利用する(Reeflex)。ポリプが開いたときに少量与える。
飼育難度は中程度で、枝を切り分けて増やしやすい(Reeflex)。塊状になる同属の別種と取り違えていないか、枝の形を確認する。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
エダトゲキクメイシの適正温度は24〜27℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
エダトゲキクメイシの成体サイズは最大25cm程度(Reeflex)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
エダトゲキクメイシの食性は「光合成(褐虫藻)+微粒子の餌」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
エダトゲキクメイシの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日