
出典: Wikimedia Commons
Cairina moschata domestica
顔から嘴にかけて赤い肉瘤が発達する、中南米原産のノバリケンを家禽化した大型のカモ。雄は雌の倍近く大きく、鳴き声が小さいのが特徴。カモ類では珍しく樹洞に営巣し、樹上にも止まる。
バリケン(Cairina moschata domestica)は、中南米原産のノバリケンを家禽化した大型のカモ。野生種の羽衣は緑色光沢のある黒に翼の白斑が入るが、家禽型は白一色からまだら、ほとんど黒いものまで羽色が多様で、顔から嘴にかけての裸出部が鮮やかな赤い肉瘤になり、瘤状のトサカを生じる個体もある。原種より重く、長距離を飛ぶ力は落ちている。カモ類では数少ない樹上生活者で、樹洞やヤシの葉陰に営巣する習性を残す。コロンブス到達以前から先住民により飼養されており、アマゾン盆地の遺骸の炭素・窒素安定同位体分析からは、西暦800年ごろにトウモロコシを与えて飼われていた可能性が指摘されている。日本には食用家禽として持ち込まれたが普及は限られ、沖縄県では観音アヒルと呼ばれて飼育・野生化している。アヒルとの一代雑種は土蕃(ムラード)と呼ばれ、繁殖能力を持たない。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
バリケンの寿命は8〜12年です。
バリケンの成体サイズは雄76〜84cm・3〜4kg、雌71〜76cm・約1.25kg(翼開長137〜152cm)です。
原種の野生個体は雄が全長76〜84cm・体重3〜4kg、雌が71〜76cm・約1.25kgと雌雄差が大きく、翼開長は137〜152cmに達する。
原産地
中央アメリカ・南アメリカ(原種ノバリケンはテキサス州南部からアルゼンチン・ウルグアイまで分布)
寿命
8〜12年
サイズ
雄76〜84cm・3〜4kg、雌71〜76cm・約1.25kg(翼開長137〜152cm)
適温
15〜30℃
湿度
40〜60%
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Cairina moschata domestica (Linnaeus, 1758)
別名(シノニム): Cairina moschata var. domestica, Anas moschata
典拠データベース: GBIF
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
国内法: 飛行能力が残っており、日本各地で逃げ出した個体が確認されている。沖縄県などでは野生化した個体も多い。放鳥・遺棄は避け、逸走を防ぐ飼育設備とする。
Cairina moschata domestica。原種のノバリケンは CITES 附属書に掲載がなく、その家禽型である本項も非該当。動物愛護法施行令別表の特定動物にも含まれない。
出典: CITES Appendices(未掲載種) / 動物の愛護及び管理に関する法律施行令 別表(特定動物)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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アヒル・水鳥用の配合飼料、穀類、青菜。野外では植物のほか昆虫なども食べる雑食
水浴びのできる水場と、夜間に獣害を防ぐ小屋が要る。飛翔能力が残っているため開放飼育では屋根か風切羽の管理が要る。樹上に上がる習性があり、高い止まり台を好む。
一夫多妻型の群れで暮らし、複数羽での飼育に向く。雄は体格が大きく、繁殖期には雄同士が争うことがあるため、雄の数を絞る。
アヒルのようにガーガーとは鳴かず、雄は低く息を吐くような声、雌は静かなさえずるような声を出す。声量が小さく、家禽の水鳥では最も鳴き声の問題が少ない部類に入る。
飛行能力が残っており、日本各地で逃げ出した個体が確認されているため逸走防止を徹底する。アヒルとの雑種(土蕃・ムラード)は繁殖能力を持たない。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
バリケンの平均寿命は8〜12年です。適切な飼育環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
バリケンの成体サイズは雄76〜84cm・3〜4kg、雌71〜76cm・約1.25kg(翼開長137〜152cm)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
バリケンの食性は「アヒル・水鳥用の配合飼料、穀類、青菜。野外では植物のほか昆虫なども食べる雑食」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
バリケンの価格は品種・年齢・性別や個体の状態により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月17日