ヒマラヤン猫の飼い方完全ガイド|長毛ケアと涙やけ対策
ペルシャ猫とシャム猫の交配から生まれたヒマラヤンの飼育ポイントを解説。豊かな長毛のブラッシング方法や、丸い顔立ちゆえの涙やけ・目のケアまでまとめました。ヒマラヤンとはどんな猫種か ヒマラヤンは、ペルシャ猫の豊かな長毛とがっしりした体型に、シャム猫のポイントカラー(顔・耳・脚先・尻尾の毛色が濃く出る配色…

この記事のポイント
ペルシャ猫とシャム猫の交配から生まれたヒマラヤンの飼育ポイントを解説。豊かな長毛のブラッシング方法や、丸い顔立ちゆえの涙やけ・目のケアまでまとめました。ヒマラヤンとはどんな猫種か ヒマラヤンは、ペルシャ猫の豊かな長毛とがっしりした体型に、シャム猫のポイントカラー(顔・耳・脚先・尻尾の毛色が濃く出る配色…
関連品種
ヒマラヤンとはどんな猫種か
ヒマラヤンは、ペルシャ猫の豊かな長毛とがっしりした体型に、シャム猫のポイントカラー(顔・耳・脚先・尻尾の毛色が濃く出る配色)を組み合わせるために交配作出された猫種です。名前の由来はヒマラヤウサギなど、同様のポイントカラーを持つ他の動物種にちなむとされています。丸みを帯びた大きな顔、小さく丸い耳、ぱっちりとした青い瞳が特徴で、穏やかで甘えん坊な性格の子が多いといわれています。
被毛はシルキーで長く、アンダーコートも密生しているため、見た目の美しさを保つには相応の手入れが必要です。運動量はそれほど多くなく、室内でゆったり過ごすことを好む傾向があるため、集合住宅でも比較的飼いやすい猫種とされています。
毎日のブラッシングが欠かせない理由
ヒマラヤンの長く密な被毛は、放置するとすぐに毛玉ができてしまいます。毛玉は皮膚を引っ張って猫にストレスを与えるだけでなく、通気性を悪化させて皮膚炎の原因になることもあります。理想的には毎日、最低でも2日に1回はブラッシングを行いたいところです。
ブラッシングの手順
- まずスリッカーブラシで毛の流れに沿って表面のもつれをほぐす
- 目の粗いコームで根元から毛玉がないか確認しながら梳く
- 特に毛玉ができやすい脇・内股・首まわり・尻尾の付け根は丁寧にチェックする
- 抜け毛の季節(換毛期)は普段より頻度を上げる
すでに固くなった毛玉は無理に引っ張らず、専用のはさみや毛玉取り器具を使うか、ひどい場合はトリミングサロンや動物病院で処置してもらうのが安全です。
涙やけと目のケア
ヒマラヤンは短頭種であるペルシャ猫の系統を引いているため、鼻涙管(涙を鼻に排出する管)が曲がっていたり詰まりやすかったりする傾向があり、涙やけが起きやすい猫種の代表格として知られています。目頭から鼻筋にかけて茶色く変色した毛が見られたら、涙やけのサインです。
涙やけケアの基本
- ぬるま湯で湿らせたコットンで、目頭から外側に向かって優しく拭き取る
- 毎日続けることで着色の進行を抑えやすくなる
- 目やにや涙の量が急に増えた、充血している、といった場合は感染症や異物混入の可能性もあるため早めに動物病院を受診する
- 顔まわりの毛が伸びすぎて目に入っている場合は、部分的なカットで目への刺激を減らすことも検討する
涙やけそのものは多くの場合、健康上大きな問題ではありませんが、放置すると皮膚がふやけて炎症を起こすことがあるため、日々の観察とケアが重要です。



