TICAとCFAの違いとは|世界二大猫血統登録団体を徹底比較
TICAとCFA、世界二大猫血統登録団体の成り立ち・審査思想・認定品種傾向・ショー制度の違いを比較。日本国内での血統書事情も解説します。TICAとCFA、二団体の成り立ちと歴史的背景 猫の血統書を手にすると「TICA」「CFA」という英字が目に入ることがあります。

この記事のポイント
TICAとCFA、世界二大猫血統登録団体の成り立ち・審査思想・認定品種傾向・ショー制度の違いを比較。日本国内での血統書事情も解説します。TICAとCFA、二団体の成り立ちと歴史的背景 猫の血統書を手にすると「TICA」「CFA」という英字が目に入ることがあります。
TICAとCFA、二団体の成り立ちと歴史的背景
猫の血統書を手にすると「TICA」「CFA」という英字が目に入ることがあります。どちらも世界的に影響力を持つ猫の血統登録団体ですが、その成り立ちも育種に対する哲学もまったく異なります。
CFA(Cat Fanciers' Association)は1906年にアメリカで設立された、世界最古級の猫血統登録団体です。100年以上にわたる歴史の中で、各品種のスタンダード(理想像)を体系的に整備し、「伝統品種の型を守り継ぐ」という保守的な審査文化を育んできました。アメリカのみならず日本を含む世界各国にも審査員を擁し、とりわけ伝統品種のブリーダーコミュニティで大きな権威を持っています。
一方のTICA(The International Cat Association)は1979年設立と比較的新しい団体です。CFAが確立した枠組みに対するオルタナティブとして生まれた経緯があり、新興品種や独自の毛色バリエーション、ハイブリッド由来の品種も積極的に受け入れる「多様性を重んじる」文化を特徴としています。現在では世界100か国以上に組織を持つ規模に成長しており、国際的な広がりという点ではCFAと並ぶ存在感を示しています。
審査思想と品種認定の考え方
二団体の最も根本的な違いは、品種に対する審査思想にあります。






