
出典: Wikimedia Commons
Tridacna derasa
殻長は最大60cm。ヒレジャコのような葉状鱗片を持たず殻の表面が滑らかで、和名の「ヒレナシ」もこれに由来する。成長が速く丈夫で、シャコガイの入門種とされる。
ヒレナシシャコガイ(Tridacna derasa)は、インド洋から西太平洋に分布するシャコガイ科の二枚貝である。SeaLifeBase は生息水深を0〜20m(多くは0〜15m)、殻長の最大を60cmとしており、オオジャコに次ぐ大型種にあたる。ヒレジャコのような葉状の鱗片を持たず、殻の表面は低い放射肋だけの滑らかな造りで、和名の「ヒレナシ」もこれに由来する。外套膜には褐虫藻が共生し、褐色や金色の地に青や緑の縞模様が入る個体が多い。シャコガイ科の中では成長が速く水質変化への耐性も高いため、入門種として扱われることが多い。他種より要求光量が低く、LiveAquaria も中程度の照明を挙げる。岩に深く潜らず砂底に置ける点も扱いやすい。ただし最大60cmに達するため、長期飼育には大型水槽が要る。IUCN は2024年の評価で絶滅危惧IB類(EN)としており、シャコガイ科として CITES 附属書 II に一括掲載される。国内流通の多くは養殖個体である。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ヒレナシシャコガイ(ヒレナシジャコ)の成体サイズは殻長 最大60cmです。
ヒレナシシャコガイ(ヒレナシジャコ)の適温は24〜27℃です。
原産地
インド洋〜西太平洋(水深0〜20m、多くは0〜15m)
サイズ
殻長 最大60cm
適温
24〜27℃
外套膜の褐虫藻による光合成が主体。小型個体は植物プランクトンの濾過摂食にも依存する。
LiveAquaria は中程度の照明を挙げる。シャコガイ科の中では要求光量が低く、ヒメジャコほどの強光を必要としない。それでも外套膜の光合成に栄養を依存する点は同じ。
出典: SeaLifeBase(Tridacna derasa) / LiveAquaria(Aquacultured Derasa Clam) / AlgaeBarn「Water Parameters 101」
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Tridacna derasa (Röding, 1798)
別名(シノニム): Tridachnes derasa Röding, 1798, Tridacna glabra Link, 1807, Persikima whitleyi Iredale, 1937
典拠データベース: WoRMS
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
出典: CITES 附属書 II(シャコガイ科 Tridacnidae spp. を一括掲載) / IUCN レッドリスト 2025-2(2024年評価・SeaLifeBase 経由)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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LiveAquaria は中程度の水流と底面の配置を挙げる。岩に潜らないため砂底に直接置ける。大型化するので、成長後の設置面積を見込んだ場所を選ぶ。
水温24〜27℃、比重1.023〜1.025(塩分33〜35ppt)、KH 8〜12、カルシウム400〜450ppm、マグネシウム1280〜1350ppm。殻の成長にカルシウムを大量に消費するため、添加と測定を欠かさない。
栄養の大半は外套膜の褐虫藻が行う光合成に由来する。成貝では給餌はほぼ不要だが、殻長5cm以下の小型個体は濾過摂食への依存が高く、植物プランクトンの添加が有効。
最大60cmに達するため長期飼育には大型水槽が要る。IUCN は絶滅危惧IB類(EN)と評価し、シャコガイ科として CITES 附属書 II に一括掲載され、輸出入には許可書が必要。外套膜が開かない、縁が縮む、光に反応しないといった状態は不調のサイン。足糸(そくし)を切ると致命傷になるため、岩に固着した個体を無理に剥がさない。殻の隙間に寄生するトウガタガイ類(ピラミッド貝)は夜間に確認して除去する。
初心者向け。初心者向けの品種です。飼育に特別な設備や経験は必要なく、基本的な飼育環境を整えれば問題なく育てられます。
ヒレナシシャコガイ(ヒレナシジャコ)の適正温度は24〜27℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
ヒレナシシャコガイ(ヒレナシジャコ)の成体サイズは殻長 最大60cmです。飼育環境や個体差により多少前後します。
ヒレナシシャコガイ(ヒレナシジャコ)の食性は「外套膜の褐虫藻による光合成が主体。小型個体は植物プランクトンの濾過摂食にも依存する。」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ヒレナシシャコガイ(ヒレナシジャコ)の価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月16日