
出典: Wikimedia Commons
Heliopora coerulea
八放サンゴでありながら硬い石灰質の骨格をつくる珍しいサンゴ。骨格を割ると内部は鮮やかな藍色で、表面の穴から褐色のポリプが8本の羽状の触手を開く。板状・柱状・枝状と形はさまざま。
アオサンゴ(Heliopora coerulea)はアオサンゴ科の八放サンゴで、八放サンゴとして唯一、イシサンゴに似た霰石(アラゴナイト)の塊状の骨格をつくります。骨格の表面は灰青色ですが、割ると内部は鮮やかな藍色で、この色は鉄の塩類によるものです。表面には直径約1mmの穴が並び、淡褐色のポリプが八放サンゴらしい羽状の8本の触手を開きます。群体は板状・柱状・枝状とさまざまで、大きなものは直径1mを超えます。インド洋と太平洋のサンゴ礁の浅い場所に分布し、日本では奄美諸島以南で見られ、石垣島白保には世界最大級の群落があります。潮間帯から水深10mほどの波の当たる浅場に多く、高水温に強いことが知られています。2018年には近縁の新種 H. hiberniana がオーストラリア北西部から記載されました。水槽ではとても丈夫で、強い光とほどよく速い水流があれば特別な給餌なしで育つとされます。国内では専門店がときどき入荷します。
出典: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
アオサンゴの成体サイズは大きな群体は直径1m以上です。
アオサンゴの適温は24〜27℃です。
原産地
インド洋・太平洋のサンゴ礁の浅場(日本では奄美諸島以南)
サイズ
大きな群体は直径1m以上
適温
24〜27℃
光合成(褐虫藻)中心。給餌は補助程度
強い光を必要とする。光が足りないと、新しく伸びる枝先の白い縁が褐色に変わり、成長が止まる。
出典: Saltcorner(Bob Goemans): Heliopora coerulea / Reef Builders: Heliopora are Not-So-Soft, Soft Corals / コトバンク(日本大百科全書・ブリタニカ): アオサンゴ / Reeflex(Heliopora coerulea) / Wikipedia(Blue coral)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
国内法: 沖縄県漁業調整規則の「造礁サンゴ類」にはアオサンゴ目が含まれ、沖縄県の海では採捕が全面的に禁止され、違法に採ったものの所持・販売も禁じられている。養殖されたサンゴは採捕禁止の対象外で、県は購入時に養殖個体(人工の基盤やタグ付き)であることを確認するよう案内している。国立・国定公園の海域公園地区では、指定された動植物の採取に許可が要る(自然公園法第22条)。
アオサンゴ科は CITES 附属書 II に掲載されている(Species+ で確認)。国際取引には輸出国の許可書が必要だが、国内での譲渡・販売に登録は要らない。
出典: Species+(Heliopora coerulea の CITES 掲載) / 沖縄県: 造礁サンゴ類の採捕等は禁止されています / e-Gov 法令検索: 自然公園法(第22条 海域公園地区)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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波の当たる浅場にすむ。ほどよく速い水流の当たる場所に置くが、ポンプの吹き出し口の正面は避ける。
水温24〜27℃、塩分33〜35ppt(比重1.023〜1.025)。高水温に強い種だが、石灰質の骨格を作るのでカルシウムと KH を安定させる。
光合成で育つので特別な給餌は要らない。光が不足する場所では、微粒子の動物プランクトン系フードを週に数回補う。
とても丈夫で病気が少ないとされる。表面の薄い皮をはがすように脱ぎ、藻や汚れを落とすことがあるが異常ではない。
初心者向け。初心者向けの品種です。飼育に特別な設備や経験は必要なく、基本的な飼育環境を整えれば問題なく育てられます。
アオサンゴの適正温度は24〜27℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
アオサンゴの成体サイズは大きな群体は直径1m以上です。飼育環境や個体差により多少前後します。
アオサンゴの食性は「光合成(褐虫藻)中心。給餌は補助程度」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
アオサンゴの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月30日