
AI生成イメージ
Carassius langsdorfii
黒い色素を欠いて赤やオレンジになったフナ。金魚の品種ではなく、ギンブナ系のフナの色彩変異で、北海道の春採湖の生息地は国の天然記念物。流通するのは養殖個体で、野外に放してはいけない。
ヒブナ(緋鮒)は、フナ属の魚が黒い色素を欠いて赤くなった個体や個体群を指す呼び名で、金魚のような人の手で固定された品種ではない。黄色の色素は持つため、体は赤から黄色・オレンジ色になる。孵化した時は普通のフナと同じ銅黒色で、1年ほどたってから赤くなり始める。北海道釧路市の春採湖(はるとりこ)のヒブナは、ギンブナの突然変異とされてきたが、2022年に京都大学などの研究グループが遺伝子解析を行い、クローン繁殖をする三倍体のフナと、約100年前に放流された金魚との交雑に由来することを示した。春採湖の生息地は1937年に国の天然記念物に指定されている。見分け方として、フナ尾の和金とは外見上ほとんど区別がつかず、体型はフナそのもので、ひれも長く伸びない。この点で、各ひれが長いテツギョとは違う。丈夫で飼いやすいが、野外に放すと在来のフナの遺伝的な固有性を損なうため、決して放さない。流通するのは養殖個体で、日本淡水魚や金魚を扱う店で定常的に見かける。
出典: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ヒブナの成体サイズはギンブナ(Carassius langsdorfii)の最大記録は全長39cmです。
原産地
日本(北海道釧路市の春採湖などに生息)
寿命
ヒブナとしての寿命の資料は少ない
サイズ
ギンブナ(Carassius langsdorfii)の最大記録は全長39cm
適温
5〜30℃(適温18〜24℃)
雑食(人工飼料をよく食べる)
フナそのものの体型で、ひれは長く伸びない。フナ尾の和金とは外見ではほぼ区別できないので、系統や産地は販売者に確かめる。
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Carassius langsdorfii Temminck & Schlegel, 1846
別名(シノニム): Carassius auratus langsdorfii Temminck & Schlegel, 1846
典拠データベース: GBIF · GBIF: Carassius langsdorfii · Mishina et al. (2022) PLOS ONE: Origin of scarlet gynogenetic triploid Carassius fish · 釧路市立博物館 国指定天然記念物春採湖のヒブナ
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
「春採湖ヒブナ生息地」(北海道釧路市)は1937年に国の天然記念物に指定されている。指定されているのは生息地で、生息地での採捕はできない(天然記念物の現状を変える行為には文化財保護法により文化庁長官の許可が要る)。流通するのは養殖個体で、その売買自体は規制されていない。在来集団を守るため、飼育個体や金魚を野外に放さないこと。CITES の掲載は無い。
出典: 文化遺産オンライン(文化庁)春採湖ヒブナ生息地 / 京都大学 天然記念物ヒブナの起源を解明(2022年) / e-Gov 法令検索 文化財保護法(第125条 現状変更等の許可) / Species+ (CITES)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
この種類の出品を探す
野生のフナの色彩変異で丈夫。大きく育つので、余裕のある容器か池で飼う。
泳ぎが速いので、泳ぎの遅い丸い金魚とは分ける。フナや和金型の金魚となら飼いやすい。
雑食で人工飼料をよく食べる。与えすぎず、食べ残しは取り除く。
孵化時は黒っぽく、1年ほどで赤くなり始める。稚魚が黒くても異常ではない。
春採湖の生息地は国の天然記念物で、そこでの採捕はできない。飼育個体を川や池に放すと在来のフナの遺伝的な固有性を損なうので、最後まで飼う。
初心者向け。初心者向けの品種です。飼育に特別な設備や経験は必要なく、基本的な飼育環境を整えれば問題なく育てられます。
ヒブナの成体サイズはギンブナ(Carassius langsdorfii)の最大記録は全長39cmです。飼育環境や個体差により多少前後します。
ヒブナの食性は「雑食(人工飼料をよく食べる)」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ヒブナの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日