奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
23品種を表示 / 283品種中
© Hectonichus / CC BY-SA 3.0アジアンブラックフォレストスコーピオン
Heterometrus longimanus
全身が一様な黒色をした東南アジア産の大型サソリ。胎生で子を産み、飼育下では複数個体をまとめて維持できるとされる。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0イエローレッグドバロウイングスコーピオン
Opistophthalmus glabrifrons
アフリカ南部から東部に分布する成体9〜11.5cmの大型の穴掘りサソリ。光沢のある暗色の体に黄色い脚を持つ。飼育は容易な部類だが神経質で、刺症は本属では例外的に強いとされることもあるが、健康な人にとって医学的に重要な毒ではないとされる。
© Burntclaw15 / CC BY 4.0エントレリオス
Grammostola iheringi
Grammostola 属で最大とされる大型種。青みを帯びた黒いビロード状の脚と、橙色で縁取られた黒い頭胸部、暗赤色の腹部をもつ。属内では例外的に活発で動きが速い。

オルナトゥスワラジムシ
Porcellio ornatus
スペイン原産の大型ワラジムシ。灰色の地に体後半の黄色い斑点が映え、黄色の割合を高めた系統も作出されている。非常に活発で登る性質があり、乾燥気味の環境で飼う。幼体を共食いしやすい。

ガーナチョコレートヤスデ
Mardonius parilis
西アフリカから中央アフリカに分布するヤスデで、光沢のある濃褐色の体から「チョコレート」の流通名で扱われる。現在の有効名は Spiropoeus fischeri とされ、流通上の学名と分類上の有効名が一致していない。

コモンピンクブルーム
Pamphobeteus nigricolor
褐色を帯びた黒から黒青色の体に、脚が紫の光沢を帯びることもある大型の地上性タランチュラ。Pamphobeteus属の模式種で、レッグスパンは25cm前後に達する。幼体は腹部に赤と黒の模様が出る。
© Erfil / CC BY-SA 4.0コロンビアンジャイアントレッドレッグ
Megaphobema robustum
黒い体を橙色の毛が覆い、脚が鮮やかな橙色をしたコロンビア産の大型地上性タランチュラ。レッグスパンは20cmに達する。後脚に太い棘を備え、驚くと体ごと回転して後脚で相手を打ち払う独特の防御行動を見せる。
© Neal Kelso / CC BY 4.0ジェリコスコーピオン
Nebo hierichonticus
中東の乾燥地に分布する全長14cmに達する大型サソリ。太い触肢と大きなハサミに対し尾は細く、毒針は短い。毒成分は強いが、ヒトへの刺症の影響はほとんど無いとされる。
© Donar Reiskoffer / CC BY 3.0ジャイアントケーブローチ
Blaberus giganteus
世界最大級のゴキブリのひとつで、新熱帯区の洞窟や熱帯林に分布する。軽く扁平な体で岩や樹洞の隙間に潜み、成虫は2対の翅を腹部の上に畳んで重ねる。大型だが神経質で、ハンドリングには向かない。
© Daderot / CC0ジャイアントヒッサー
Princisia vanwaerebeki
マダガスカル南東部の固有種で、ゴキブリ類でも最大級に育つ無翅の大型種。オスの腹部の縁は金黄色に彩られ、メスは黒く青みを帯びた光沢をもつ。属の有効性には議論がある。
© Holger Krisp / CC BY 4.0ジャワブルーフォレストスコーピオン
Javanimetrus cyaneus
黒い体に青い金属光沢が浮かぶ大型のサソリ。全長は10〜13cmで体表の顆粒が強くざらついた質感をもつ。刺されると中程度から強い痛みを伴うため、有害種として扱われる。
© Jbjensen1 / CC BY 4.0デザートヘアリースコーピオン
Hadrurus arizonensis
北米南西部の砂漠に生息する大型種。体を覆う感覚毛が名の由来。毒性は弱くハチ刺し程度だが、乾燥した深い床材と穴掘り環境を必要とする。

ハアシワラジムシ
Porcellio haasi
スペイン原産の大型ワラジムシ。暗褐色の地に黄色い斑点が入り、通常型より明らかに大きい「ジャイアント」系統が存在する数少ない種。乾燥と強い通気を要求し、朽木やコケの下に潜む。
© Michael Gäbler / CC BY 3.0バイアスカーレット
Lasiodora klugi
暗褐色の体に赤みを帯びた長い腹部の毛を持つ大型の地上性タランチュラ。ブラジル・バイーア州に分布し、レッグスパンは20cmを超える。防御的で刺激毛をよく飛ばすため中級者向き。
© Erfil / CC BY-SA 4.0ヒスパニオラジャイアント
Phormictopus cancerides
イスパニョーラ島産の大型地上性タランチュラ。レッグスパンは18〜20cmに達し、幼体は青緑色、成体は褐色の脚と金属光沢のある頭胸部をもつ。旺盛な食欲と速い成長が特徴。
© Doreen / CC BY 4.0ヒュルスハエトリ
Hyllus diardi
東南アジアに広く分布する大型のハエトリグモ。褐灰色の体に金属光沢の黄色い毛が散り、雌は後中眼の下に角のような黒い毛束をもつ。高温多湿を好み、別属の Phidippus regius より湿度要求が高い中級者向けの種。
© Syrio / CC BY-SA 4.0ブラジリアンジャイアントブロンド
Nhandu tripepii
褐色の頭胸部をサーモンピンクの長い巻き毛が覆う大型の地上性タランチュラ。ブラジル・アマゾンの湿潤林の林床に生息する。成長が速く、幼体は温和だが成体は気が荒くなる。
© Marshal Hedin / CC BY 2.0ブラックバックデザートヘアリー
Hadrurus spadix
アメリカ合衆国西部の砂漠に分布する全長15cmほどの大型サソリ。頭胸部が一様に黒いことで、よく似たデザートヘアリースコーピオンと区別できる。砂を掘って巣穴を広げ、一日の多くを地中で過ごす。
© Bernard DUPONT from FRANCE / CC BY-SA 2.0ペッパードローチ
Archimandrita tesselata
中米からコロンビアに分布する大型のゴキブリで、白っぽい地に胡椒を振ったような細かい斑が散る。ガラス面を登れず動きも穏やかで、ハンドリングに向く種として知られる。
© Syrio / CC BY-SA 4.0ベトナムフォレストスコーピオン
Heterometrus laoticus
ベトナムとラオスの泥炭質の土地に分布する黒い大型サソリ。全長は最大12cm。群居性とされる一方で共食いも起こり、捕らえられると同種に対しても激しく攻撃する。毒は弱い。
© John / CC BY 2.0ボリビアンスティーリーブルー
Pamphobeteus antinous
成熟したオスの脚に鮮やかな青紫の金属光沢が出る大型の地上性タランチュラ。メスは全身が黒一色で、性的二形が際立つ。ボリビアとペルーの熱帯雨林に分布し、床材に巣穴を掘って暮らす。
© MORGAGYATT / CC BY-SA 4.0マレーシアンフォレストスコーピオン
Heterometrus silenus
インドシナ半島に分布する黒色の大型サソリ。流通名は「マレーシアン」だが記録はベトナム・カンボジア・タイに集中する。同属他種との判別が難しく、別名で流通することも多い。
© Rudolphous / CC BY-SA 4.0ワイドホーンヒッサー
Gromphadorhina oblongonota
マダガスカル南部産のマダガスカルゴキブリ類で、無翅ながらゴキブリ類でも最大級に育つ。成虫は赤黒い地色に太さの異なる縞が入り、刺激すると腹部の気門から空気を噴いて音を出す。
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奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。