
出典: Wikimedia Commons
Leptoseris yabei
板状の群体が渦巻きや段、花瓶形に重なり、1mを超えることも多いセンベイサンゴ類。放射状の畝と縁に平行な低い壁に囲まれた長方形のくぼみに莢が収まる点で、ほかのセンベイサンゴ類と見分けられる。
チヂミセンベイサンゴ(Leptoseris yabei)はヒラフキサンゴ科センベイサンゴ属のイシサンゴで、1976年に Pavona yabei として記載され、のちにセンベイサンゴ属に移されました。紅海・インド洋からオーストラリア、パプアニューギニア、ニュージーランドの排他的経済水域まで分布します。群体は板状で、渦巻き状や段状、花瓶形になり、直径1mを超えることもよくあります。莢は、放射状に走る畝と、板の縁に平行な低い壁とに囲まれた長方形のくぼみの中に収まります。隔壁肋はやや突き出して長短が交互に並び、色はふつう淡褐色か黄色みを帯び、縁が白いこともあります(Corals of the World)。この長方形のくぼみは本種だけの特徴で、同じ属のセンベイサンゴ類(L. explanata など)と見分ける決め手になります。平らな海底に多く、数は多くないものの目立つ種です。Reeflex では長期飼育の報告はまだないとされています。国内では専門店がときどき種名付きで入荷します。
チヂミセンベイサンゴの成体サイズは野生の群体は直径1mを超えることが多い(Corals of the World)です。
チヂミセンベイサンゴの適温は24〜27℃です。
原産地
紅海・インド洋〜オーストラリア・西太平洋
寿命
資料が少ない
サイズ
野生の群体は直径1mを超えることが多い(Corals of the World)
適温
24〜27℃
光合成(褐虫藻)+プランクトン
褐虫藻と共生する(Reeflex)。センベイサンゴ類は暗めの環境に多いので、強い光は避け、中程度以下の光で様子を見る。
出典: Corals of the World(Leptoseris yabei) / Reeflex(Leptoseris yabei) / AlgaeBarn: 海水水槽の水質パラメータ
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Leptoseris yabei (Pillai & Scheer, 1976)
別名(シノニム): Pavona yabei Pillai & Scheer, 1976, Coscinaraea foliata Nemenzo, 1979
典拠データベース: WoRMS · GBIF · GBIF · WoRMS · Corals of the World
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
国内法: 日本の海での採集は都道府県の漁業調整規則で規制され、内容は県ごとに異なる。沖縄県はイシサンゴ類を含む造礁サンゴ類の採捕を全面的に禁止し、違法に採ったサンゴの所持・販売も禁じている(養殖されたサンゴは対象外で、県は購入時に人工の基盤やタグの付いた養殖個体であることを確認するよう案内している)。東京都も小笠原村地先の海での採捕を禁止している。国立・国定公園の海域公園地区では、指定された動植物の採取に許可が要る(自然公園法第22条)。
イシサンゴ目は全種が CITES 附属書 II に掲載されている(Species+ で確認)。国際取引には輸出国の許可書が必要だが、国内での譲渡・販売に登録は要らない。
出典: Species+(Leptoseris yabei の CITES 掲載) / 沖縄県: 造礁サンゴ類の採捕等は禁止されています / 東京都漁業調整規則(第37条・第41条) / e-Gov 法令検索: 自然公園法(第22条 海域公園地区)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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平らな海底に多い種(Corals of the World)。薄い板が割れないよう、平らで安定した場所に水平に置き、ゆるやかな水流を当てる。
水温24〜27℃、塩分33〜35ppt(比重1.023〜1.025)。Reeflex の目安も24〜27℃。
光合成に加えプランクトンも利用する(Reeflex)。微粒子の餌を少量与える。
長期飼育の報告がまだない種(Reeflex)。購入時は莢が長方形のくぼみに収まっているかを確かめ、ほかのセンベイサンゴ類と区別する。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
チヂミセンベイサンゴの適正温度は24〜27℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
チヂミセンベイサンゴの成体サイズは野生の群体は直径1mを超えることが多い(Corals of the World)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
チヂミセンベイサンゴの食性は「光合成(褐虫藻)+プランクトン」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
チヂミセンベイサンゴの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日