
AI生成イメージ
赤みの強い朱赤色が美しい、メダカブーム初期から不動の人気を誇る品種。丈夫で繁殖も容易なため初心者にも最適。体色の濃さで等級が分かれる。
楊貴妃メダカは2004年ごろに田中実氏が作出した改良メダカで、唐の玄宗皇帝の寵妃・楊貴妃の名にちなんだ鮮やかな朱赤色の体色が最大の特徴。メダカブームの先駆け的存在として今なお多くの愛好家に親しまれている定番品種。体型は普通体型で全長3〜4cm。体色は光の当たり方によってオレンジ〜深い朱赤に変化し、カロテノイドを豊富に含む色揚げ飼料を与えることで発色をより濃く維持できる。飼育は容易で水温5〜30℃の広い範囲に適応し、中性〜弱アルカリ性の水質を好む。屋外のプラ舟や睡蓮鉢での飼育では日光によって体色がさらに深まる。繁殖力が強く、水草(ホテイアオイ等)を産卵床として提供すれば容易に産卵する。温和な性格で他品種との混泳も可能。改良メダカ入門種として最適な品種。
原産地
日本(改良品種)
寿命
2〜3年
サイズ
3〜4cm
適温
5〜30℃(適温20〜28℃)
人工飼料・ミジンコ・ブラインシュリンプ
屋外プラ舟or室内水槽。容量10L以上推奨
中性〜弱アルカリ性。カルキ抜きした水道水でOK
水温25℃以上・日照13時間で産卵開始
体色の発色には赤系の色揚げ飼料が有効
出典: FishBase: Oryzias latipes / Seriously Fish: Oryzias latipes
繁殖期: 4月中旬〜9月下旬(野生下・日本);室内では日長13時間以上・水温20〜28℃で周年産卵可能
繁殖のポイント
メスは毎朝1回産卵し、粘着フィラメントで卵塊を腹部付近に一時保持する(産卵数は1日あたり1匹につき8〜48粒)。日長13時間未満では産卵が著しく減少し、水温低下(目安15℃以下)でも繁殖が停止する傾向がある。孵化日数は水温に左右され、適温(28℃前後)でおよそ7〜14日程度を要する。楊貴妃メダカはOryzias latipes の橙赤色改良品種であり、繁殖生態は野生型(ヒメダカ)と共通する。
繁殖には計画性と適切な飼育環境・責任が伴います。本データは一般的な目安です。
出典: Leaf et al. (2011) Life-History Characteristics of Japanese Medaka Oryzias latipes — Copeia 2011(4):559-565 / Wangsongsak et al. (2013) Effects of Rearing Density, Salt Concentration, and Incubation Temperature on Japanese Medaka Embryo Development — PMC3698680 / Koger et al. (1999) Variations of light and temperature regimes and resulting effects on reproductive parameters in medaka (Oryzias latipes) — PubMed 10529276
改良メダカは体型×体色×柄×光(体内/体外)×鱗(透明鱗)×ラメ×ヒレ等のトレイト合成。掲載は当該品種を構成する確証トレイトのみで遺伝形式は確証のみ付与(不確実は省略)。遺伝形式は交配の参考。
出典: JMA日本メダカ協会 改良メダカ品種分類マニュアル / 改良メダカWEB図鑑(medakazukan)
代表的なモルフの抜粋です。遺伝形式は交配計画の参考に。実際の表現は組み合わせ(コンボ)で変わります。
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
参考にした一次情報
学名(受理名): (Temminck & Schlegel, 1846)
別名(シノニム): Aplocheilus latipes (Temminck & Schlegel, 1846), Poecilia latipes Temminck & Schlegel, 1846, Oryzias latipes latipes (Temminck & Schlegel, 1846)
典拠データベース: FishBase · GBIF · 日本メダカ協会 品種分類マニュアル
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
この種類の出品を探す
初心者向け。初心者向けの品種です。飼育に特別な設備や経験は必要なく、基本的な飼育環境を整えれば問題なく育てられます。
楊貴妃メダカの適正温度は5〜30℃(適温20〜28℃)です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
楊貴妃メダカの平均寿命は2〜3年です。適切な飼育環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
楊貴妃メダカの成体サイズは3〜4cmです。飼育環境や個体差により多少前後します。
楊貴妃メダカの食性は「人工飼料・ミジンコ・ブラインシュリンプ」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
楊貴妃メダカの価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年7月8日