Carassius auratus
緑色の金魚を求めた改良の過程で生まれた国産品種。琉金型の体に透明鱗をまとい、オスは黄色、メスは白に発色する個体が多い。尾は短い三つ尾を持ち、流通は限られていて入手は難しい。
ミューズは、緑色の金魚を求めた長い改良の過程で生まれた国産品種である。作出者の川原やどるは金魚仙人と呼ばれた人物で、2019年に99歳で没するまで改良を続けた。まずキャリコ琉金と土佐錦の交配によってキャリコ土佐錦を得たが、体型は良いものの思う色が出なかったため、キャリコ琉金を東錦に置き換えて再度試みている。ミューズと呼ばれるのは、そのキャリコ土佐錦から黄色と白以外の色が抜けた個体で、体型は琉金、鱗は透明、尾は短い三つ尾である。黄色はオス、白はメスに多く現れ、黄金錦の別名を持ち、尾の長い個体は天女と呼ばれる。同じ系統から彩錦、イエローグリーン、翠錦といった色違いが区分されている。いずれも入手は難しい。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ミューズの適温は15〜28℃です。
原産地
日本・埼玉県
適温
15〜28℃
人工飼料、冷凍赤虫
透明鱗を通した黄や白の淡い色合いは、拡散した照明でよく映える。強い直射光では色が飛んで見えることがある。
琉金型で泳ぎはゆっくりしているため水流は控えめにする。短い三つ尾を傷めない単純なレイアウトが向く。
同じ琉金型やオランダ型など丸手の品種と組ませる。和金型やコメットと混ぜると餌を取り負ける。
色の出方によって呼び名が分かれる系統で、成長に伴って区分が変わることがある。生産者と親しい愛好家でも入手が難しいほど流通は限られる。
出典: FishBase(Carassius auratus) / 京阪錦鯉センター「金魚の水作り」 / 金魚一道「琉金」
金魚の品種は突然変異の固定と選別交配によって成立しており、体型・尾型・鱗質・体色・肉瘤といった形質はいずれも選抜による累代固定(line-bred)で受け継がれる。個々の形質について遺伝子座や優劣を特定した一次資料は確認できなかったため、遺伝形式は line-bred のみを記し、優性・劣性の別は記載しない。
出典: 金魚一道「琉金」
代表的なモルフの抜粋です。遺伝形式は交配計画の参考に。実際の表現は組み合わせ(コンボ)で変わります。
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Carassius auratus (Linnaeus, 1758)
作出者: 川原やどる
典拠データベース: FishBase · GBIF · 埼玉新聞「“金魚仙人”が品種改良、緑色の金魚誕生」
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
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上級者向け。上級者向けの品種です。高度な飼育技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
ミューズの適正温度は15〜28℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
ミューズの食性は「人工飼料、冷凍赤虫」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ミューズの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月16日