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爬虫類を飼う前に知っておくべきこと

爬虫類を初めて飼う方に向けて、種類の選び方・ケージの準備・温度管理・餌の種類・費用まで、知っておくべきことを総合的にまとめました。

1種類の選び方

爬虫類は種類によって飼育環境や餌が大きく異なります。自分のライフスタイルと住環境に合った種類を選ぶことが大切です。

レオパードゲッコー

初心者に最もおすすめ。小型で温和、人工飼料も食べるためメンテナンスが楽です。モルフ(品種)が非常に豊富で、コレクション性も高いです。

フトアゴヒゲトカゲ

人慣れしやすく「爬虫類の犬」とも呼ばれます。昆虫と野菜の両方を食べる雑食性。UV-Bライトが必須で、やや広めのケージが必要です。

コーンスネーク

ヘビの入門種として定番。大人しくハンドリングしやすい。週1回の冷凍マウス給餌で済むため管理が楽です。モルフも豊富。

ボールパイソン

穏やかな性格で人気のヘビ。冷凍マウス/ラットを月2〜4回。モルフが数千種類存在し、ブリーダーに人気があります。

クレステッドゲッコー

樹上性のヤモリで、レパシーなどの人工飼料で飼育可能。UV-Bライトは推奨レベル。壁を登る姿が愛らしいです。

カメ(陸ガメ)

ロシアリクガメやヘルマンリクガメが人気。長寿(30〜50年以上)のため、長期的な飼育計画が必要です。UV-Bライト必須。

2ケージと温度管理

温度勾配の重要性

爬虫類は変温動物のため、ケージ内に暖かい場所(ホットスポット)と涼しい場所(クールスポット)を作ることが必須です。自分で体温調節のため移動します。

保温器具の選択

パネルヒーター(底面から加温)、暖突(上面から加温)、保温球、セラミックヒーターなど、種類に応じた器具を選びます。サーモスタットでの温度制御が必須です。

UV-Bライト

昼行性の爬虫類(フトアゴ、リクガメ等)にはUV-Bライトが必須。ビタミンD3の合成に必要で、不足するとクル病(代謝性骨疾患)の原因になります。

湿度管理

種類によって適正湿度が異なります。乾燥系(レオパ)は40〜60%、多湿系(クレステッドゲッコー)は60〜80%。温湿度計で常に監視しましょう。

ケージの種類

ガラスケージ、アクリルケージ、木製ケージなど。通気性、保温性、メンテナンス性を考慮して選びます。レオパなら30×30cm程度、フトアゴなら90×45cm以上が目安。

脱走防止

爬虫類は思いのほか脱走が得意です。ケージのロック機能を確認し、隙間がないか定期的にチェックしましょう。特にヘビ類は注意が必要です。

3初期費用と月々の維持費

初期費用の目安

個体の購入費用(種類・モルフにより大幅に異なる)
5,000〜10万円+
ケージ(サイズ・素材による)
5,000〜3万円
保温器具一式(パネルヒーター・暖突・サーモスタット)
5,000〜2万円
UV-Bライト(必要な種の場合)(ライト本体+器具)
3,000〜1万円
床材・シェルター・水入れ
3,000〜8,000円
温湿度計(デジタル推奨)
1,000〜3,000円

月々の維持費の目安

餌代(コオロギ・冷凍マウス・人工飼料等)
1,000〜3,000円
電気代(保温・照明)(冬場は高くなる)
1,000〜3,000円
床材の交換
500〜1,500円
サプリメント(カルシウム等)
300〜800円/月換算
UV-Bライト交換(6〜12ヶ月ごと交換)
300〜600円/月換算

爬虫類の月々の維持費は3,000〜8,000円程度と、犬猫に比べて比較的リーズナブルです。ただし、冬場の電気代と突発的な医療費(爬虫類を診られる病院は限られる)に備えておきましょう。

4必要な準備品リスト

ケージ・設備

  • ケージ(種類に適したサイズ)
  • パネルヒーター
  • 暖突またはセラミックヒーター
  • サーモスタット
  • UV-Bライト(昼行性種用)

インテリア

  • シェルター(ホット側・クール側)
  • 水入れ
  • 床材(種類に適したもの)
  • ウェットシェルター(脱皮補助)
  • 登り木・流木(樹上性種用)

給餌・管理

  • ピンセット(給餌用)
  • カルシウムパウダー
  • ビタミンD3サプリ
  • 餌(コオロギ・冷凍マウス等)
  • 霧吹き(湿度管理用)

計測・メンテ

  • 温湿度計(デジタル推奨)
  • 体重計(キッチンスケール)
  • 掃除道具
  • キャリーケース(通院用)
  • 予備の保温器具

5餌と健康管理

餌の種類

昆虫食(コオロギ、デュビアローチ、ミルワーム)、冷凍マウス/ラット、野菜・果物、人工飼料(レオパゲル、レパシー等)。種類に応じた適切な餌を与えましょう。

カルシウムの添加

餌にカルシウムパウダーをまぶして(ダスティング)与えます。UV-Bライトなしの場合はビタミンD3入りのカルシウムを使用。クル病の予防に不可欠です。

給餌頻度

幼体は毎日〜隔日、成体は週2〜3回が一般的。ヘビ類は週1回〜月2回程度。肥満と拒食の両方に注意しましょう。

脱皮のケア

脱皮不全は爬虫類に多いトラブル。湿度を適切に保ち、ウェットシェルターを用意しましょう。脱皮不全が起きた場合はぬるま湯で湿らせて慎重に除去します。

注意すべき病気

クル病(MBD)、脱皮不全、呼吸器感染症、寄生虫、マウスロット(口内炎)などが代表的です。異変を感じたら爬虫類を診察できる動物病院へ。

動物病院の確認

爬虫類を診察できる病院は限られています。飼育を始める前に、通える範囲に爬虫類対応の動物病院があるか確認しておきましょう。

6ブリーダーの選び方

1

動物取扱業の登録を確認

爬虫類の販売には第一種動物取扱業(販売)の登録が必要です。ブリちょくでは運営が登録を確認しています。

2

繁殖実績の確認

自家繁殖(CB:Captive Bred)の個体は、野生個体(WC)より丈夫で人慣れしやすい傾向があります。繁殖実績が豊富なブリーダーを選びましょう。

3

個体の健康状態

痩せていないか、脱皮不全がないか、目や口に異常がないか、活発に動いているかを確認しましょう。写真だけでなく動画も確認できると安心です。

4

遺伝情報の開示

モルフ(品種)の情報が正確か、親の遺伝情報を開示しているかを確認します。将来繁殖を考える場合は特に重要です。

5

梱包・配送への配慮

季節に応じた保温/保冷対策を行っているか確認。冬場はカイロ、夏場は保冷剤を使った梱包が適切です。

6

アフターサポート

購入後の飼育相談に応じてくれるブリーダーを選びましょう。初心者にとって心強い味方になります。

認証済みブリーダーから爬虫類をお迎えしよう

ブリちょくでは、動物取扱業の登録を確認済みのブリーダーから安心して爬虫類を購入できます

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