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病気・トラブル事典

海水魚・サンゴ・爬虫類・熱帯魚に多い病気やトラブルの症状、原因、対処法をまとめました。異変に気づいたら早めの対処が大切です。

ペットの症状から病気を素早く調べたい方は、症状から探すをご活用ください。気になる症状から、関連する病気を調べられます。

海水魚の病気

白点病(海水白点病)

主な症状

体表に白い点が現れる。体を擦り付ける行動。呼吸が荒くなる。

原因

寄生虫Cryptocaryon irritansの感染。水温低下・ストレスが引き金になることが多い。

トリコディナ症

主な症状

体表の白濁、粘膜の異常分泌。ひれを閉じている。食欲低下。

原因

繊毛虫トリコディナの寄生。水質悪化や過密飼育が原因になりやすい。

ウーディニウム症(コショウ病)

主な症状

体表に金色〜茶色の粉状の付着物。呼吸困難。急速に悪化する。

原因

渦鞭毛藻Amyloodinium ocellatum の寄生。白点病より進行が早く致死率が高い。

リムフォシスティス

主な症状

ひれや体表にカリフラワー状の白い塊が出現。食欲は通常維持される。

原因

ウイルス感染。ストレスや水質悪化が発症の引き金に。直接的な治療法はなく免疫で自然治癒することが多い。

ビブリオ症

主な症状

体表の赤い斑点、潰瘍。眼球突出(ポップアイ)。急激な衰弱。

原因

ビブリオ属細菌の感染。傷口からの感染が多い。水質悪化で発症リスクが上昇。

サンゴのトラブル

白化(ブリーチング)

主な症状

サンゴの色が抜けて白くなる。ポリプの開きが悪くなる。

原因

高水温、強すぎる光、水質の急変。共生褐虫藻が放出されることで白化する。

RTN(急速組織壊死)

主な症状

サンゴの組織が数時間〜数日で急速に剥離。白い骨格が露出する。

原因

細菌感染が主因。水質の急変、導入ストレス、水流の滞りなどが引き金。

STN(緩速組織壊死)

主な症状

RTNより緩やかに組織が後退。基部から徐々に白化が広がる。

原因

栄養塩の蓄積、光量不足、アルカリ度の低下など慢性的な環境問題。

ブラウンジェリー

主な症状

サンゴの表面に茶色のゼリー状物質が付着。急速に周囲に広がる。

原因

原生動物の感染。傷ついたサンゴや弱った個体に発症しやすい。

フラットワーム(ヒラムシ)被害

主な症状

サンゴの上に小さな茶色の虫が多数付着。ポリプの開きが悪化。色抜けが進む。

原因

ヒラムシの寄生。新規導入時の持ち込みが主因。ディッピング(薬浴)で予防。

爬虫類の疾患

脱皮不全

主な症状

古い皮が指先、尾先、目の周りに残る。最悪の場合、血行不良で壊死する。

原因

湿度不足が主因。栄養状態の悪化、脱水、ケージ内に適切なザラつきのある面がないことも原因。

クル病(代謝性骨疾患 / MBD)

主な症状

顎の変形、手足の震え、骨折しやすくなる。重症では歩行困難。

原因

カルシウム不足、ビタミンD3不足、UV-B照射不足。成長期の幼体で特に発症しやすい。

呼吸器感染症

主な症状

口を開けての呼吸、鼻水・口からの泡、食欲低下、ぐったりする。

原因

低温環境での飼育、急激な温度変化、不衛生な飼育環境。細菌・真菌感染。

マウスロット(口内炎)

主な症状

口の周りの腫れ・赤み。口内にチーズ状の膿。食欲低下。口を閉じられない。

原因

細菌感染。外傷(ガラスへの衝突等)からの二次感染が多い。免疫力低下も原因。

寄生虫感染

主な症状

体重減少、下痢、食欲はあるのに痩せる。便に虫体が見えることもある。

原因

内部寄生虫(線虫、条虫等)やコクシジウム。野生個体(WC)に多い。

熱帯魚の病気

エロモナス感染症

主な症状

体表の赤い充血、鱗の逆立ち(松かさ病)、腹水。ポップアイ。

原因

エロモナス菌の感染。常在菌だが水質悪化やストレスで発症。内臓にもダメージ。

カラムナリス病

主な症状

口の周り・ひれ・体表に白い綿状の付着物。ひれが溶ける。口が白くなる。

原因

カラムナリス菌の感染。高水温で活発になる。25度以上で発症リスク増加。

白点病(淡水白点病)

主な症状

体表やひれに白い点が多数出現。体を擦り付ける。食欲低下。

原因

繊毛虫Ichthyophthirius multifiliisの寄生。水温低下や新規個体の導入が引き金。

水カビ病(真菌感染症)

主な症状

体表やひれに白い綿毛状のカビが付着。傷口の周りに発生しやすい。

原因

水カビ(サプロレグニア等)の感染。外傷部位への二次感染が多い。低水温で発症しやすい。

尾ぐされ病

主な症状

ひれの先端が白く濁り溶けていく。進行するとひれの根元まで侵食。

原因

細菌感染(エロモナス、カラムナリス等)。水質悪化、過密飼育、ストレスが主因。

免責事項

このページの情報は一般的な参考情報です。実際の診断・治療は必ず獣医師や専門家にご相談ください。症状が見られた場合は、できるだけ早く専門の動物病院を受診することをおすすめします。

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