季節別お世話チェックリスト
爬虫類・両生類/淡水魚/メダカ・金魚/海水・サンゴ/鳥の季節別ケアタスク全96項目。印刷してチェックリストとしてお使いいただけます。
使い方のヒント:月の区切りはあくまで目安です。お住まいの地域(寒冷地と温暖地)や、屋内飼育か屋外飼育かで適期は前後します。日付ではなく気温・水温の実測値を基準に判断してください。各項目の優先度(必須/推奨/任意)を参考に、生体の様子を見ながら無理のない範囲で進めましょう。特に高温・低温・停電・台風など、生体の命に関わる項目から先に対応するのが安全です。
優先度:必須推奨任意

🌸春(3月〜5月)
繁殖シーズンの開始と生体の活性化に向けた準備。昼夜の寒暖差が大きく、急な冷え込みと水温の乱高下に注意が必要な時期です。白点病など水カビ・寄生虫系の病気も好発します。
🦎爬虫類・両生類
- クーリング(低温管理)を終了し、数日かけて段階的に通常温度へ戻す必須
- 繁殖ペアの相性チェックとお見合い開始(メスの体重・栄養状態を確認してから)必須
- UVBライトの交換時期を確認(紫外線量は半年〜1年で低下、点灯しても要交換)推奨
- クーリング明けの拒食に注意し、餌の種類と量を徐々に増やす推奨
- 健康診断(体重測定・脱皮不全・口内炎・マウスロットの外見チェック)推奨
🐠淡水魚
- 外気温上昇に合わせてヒーター設定温度を見直す(急な温度変化を避ける)必須
- 白点病の好発期。寒暖差ストレスで発症しやすいため毎日の魚体チェックを徹底必須
- 水換え頻度を冬の控えめペースから通常ペースへ戻す推奨
- 水草のトリミングと施肥を開始(成長期に入り養分需要が増える)推奨
- フィルター清掃・ろ材交換(バクテリアを死滅させないよう飼育水ですすぐ)推奨
🪷メダカ・金魚(屋外)
- 冬眠明け。水温が15℃を安定して超えてから少量ずつ給餌を再開する必須
- 越冬で痩せた個体・転覆や病気の兆候がないか1匹ずつ確認必須
- 産卵シーズン到来。産卵床(ホテイアオウ・人工産卵床)を設置推奨
- グリーンウォーター・コケの状態を見て換水量を調整(一度に全換水しない)推奨
- 採卵した卵は親と隔離(メダカ・金魚とも親が卵や稚魚を食べる)任意
🪸海水・サンゴ
- 水温を23〜26℃で安定維持。日中の気温上昇で27℃を超えないか確認必須
- 比重を1.024〜1.026に維持(蒸発で上がりやすいため比重計でこまめに確認)必須
- 照明時間を徐々に延ばし、サンゴの状態(ポリプの開き)を観察推奨
- 夏の高水温に備え、水槽用クーラー・冷却ファンの動作を点検推奨
- 添加剤(カルシウム・KH)の補充ペースを成長期に合わせて見直す任意
🐦鳥
- 繁殖・発情期。発情過多の兆候(巣作り行動・産卵)に注意し光周期を管理必須
- 朝晩の冷え込みが残るため、幼鳥・病鳥は保温を継続(適温20〜25℃目安)推奨
- 換羽の始まりに備え、良質なタンパク質・ボレー粉(カルシウム)を補給推奨
- ケージの大掃除と消毒(暖かくなり雑菌・ダニが繁殖しやすい)推奨

☀️夏(6月〜8月)
高温対策が最重要。水温が30℃を超えると溶存酸素が減り酸欠リスクが急上昇します。停電・エアコン故障、台風による停電や飛来物への備えと、悪化が早い水質の管理を徹底しましょう。
🦎爬虫類・両生類
- ケージ内温度が上がりすぎないか毎日確認(特に直射日光・閉め切った部屋)必須
- エアコン故障・停電に備え、保冷剤やクールマット等の緊急冷却手段を準備必須
- 産卵シーズン:産卵床の準備と卵の温度・湿度管理必須
- 水入れの水を毎日交換(高温で雑菌が繁殖しやすい)推奨
- 餌虫(コオロギ等)のストック管理(高温での大量死を防止し風通しを確保)推奨
🐠淡水魚
- 水槽用冷却ファン・チラーの動作確認(多くの淡水魚は28℃以下が安心)必須
- 水温を毎日記録し高温警戒ラインを設定(30℃超は危険域)必須
- 高水温で溶存酸素が減るためエアレーションを強化(夜間は特に酸欠注意)必須
- 水質悪化が速いため水換え頻度を増やす(一度に大量換水で温度差を作らない)推奨
- 直射日光が当たらないよう遮光し、ライト点灯時間を見直す推奨
🪷メダカ・金魚(屋外)
- 金魚は酸素消費が多く高水温で酸欠になりやすい。強めのエアレーションを用意必須
- 浅い容器は水温が上がりやすい。すだれ・遮光ネットで直射日光を遮る必須
- 台風・ゲリラ豪雨対策:容器の増水・溢れと飛来物を防ぐ(軒下移動・固定)必須
- 蒸発で水位が下がりやすいためカルキ抜きした水で足し水(高温時は朝夕に)推奨
- 産卵・稚魚の最盛期。稚魚容器の高水温と餌の食べ残しによる水質悪化に注意推奨
🪸海水・サンゴ
- サンゴは高温に弱く27℃超で弱り始め、30℃を超えると白化のリスク。クーラー必須必須
- 水温を23〜26℃に保ち、クーラー・冷却ファンの能力と故障に備える必須
- 蒸発で比重が上がりやすい。蒸発分は真水で補充し1.024〜1.026を維持必須
- 停電・台風時の対策:乾電池式エアポンプを常備し、止水時の酸欠・温度上昇を防ぐ推奨
- 高水温で藍藻・ダイノス等が出やすい。水流と栄養塩管理を強化推奨
🐦鳥
- 熱中症に注意(開口呼吸・翼を広げる仕草が危険サイン)。風通しと水浴びを確保必須
- エアコンの冷風はケージに直接当てない。室温は28℃以下を目安に管理必須
- 飲み水・餌が傷みやすいので1日数回交換(特に粟玉・すり餌)推奨
- 繁殖期後の換羽期に入る個体が増える。栄養補給と無理のない管理推奨

🍂秋(9月〜11月)
冬への備えと台風シーズンが重なる季節。保温器具の点検・予備確保と、寒くなる前の体力づくりが大切です。再び寒暖差が大きくなり白点病など寄生虫系の病気が好発します。
🦎爬虫類・両生類
- ヒーター・サーモスタットの動作テスト(本格的に冷える前に故障を発見)必須
- 予備のヒーター・保温器具を確保(冬の品切れ・故障に備える)必須
- 栄養価の高い餌を与えて体力をつけさせる(クーリング予定個体は特に)推奨
- クーリング予定個体の健康チェックと、消化のための絶食期間を確保推奨
- ケージのシリコン・隙間を点検(冬の隙間風・保温効率対策)任意
🐠淡水魚
- ヒーターの動作確認と予備ヒーターの準備(水温が下がる前に)必須
- 再び寒暖差が大きくなる時期。白点病の好発期として毎日の魚体観察を必須
- 冷却ファン・チラーを片付け、ヒーター中心の保温対策に切り替える推奨
- 水草の秋トリミングと枯葉除去(日照減で溶けやすい有茎草に注意)推奨
- 飼育用品(ヒーター・水質調整剤)のまとめ買い(冬の品切れ前に)任意
🪷メダカ・金魚(屋外)
- 越冬に向け晩秋までにしっかり給餌して体力を蓄えさせる(水温低下とともに減らす)必須
- 台風シーズン本番。容器の固定・増水対策と、強風で飛ぶ蓋・器具の固定必須
- 水温が15℃を下回り始めたら給餌量を減らし、消化不良を防ぐ推奨
- 落ち葉・枯れた水草を取り除き、越冬前に水を汚さない(過度な掃除はしない)推奨
- 発泡スチロール等の保温性の高い容器・深さのある容器へ移すか準備する任意
🪸海水・サンゴ
- クーラー中心からヒーター併用へ。23〜26℃を一年通して維持する体制に切替必須
- ヒーターの動作確認と予備の確保(冬の水温低下で必須機材)必須
- 台風による停電に備え乾電池式エアポンプ・保温手段を点検推奨
- 比重を1.024〜1.026で安定維持(気温低下で蒸発ペースが変わる)推奨
- 照明時間を季節に合わせて調整し、サンゴの状態を観察任意
🐦鳥
- 冷え込む前にペットヒーター・サーモスタットを点検し予備を確保必須
- 換羽期は体力を消耗。良質なタンパク質・ボレー粉で栄養を補う必須
- 日照時間の短縮で発情が落ち着く時期。光周期を整え過度な発情を防ぐ推奨
- 幼鳥・高齢鳥・病鳥は早めに保温を開始(適温20〜25℃、不調時30℃)推奨

❄️冬(12月〜2月)
保温管理が命綱。停電対策とヒーターの二重化を徹底しましょう。屋外のメダカ・金魚は水面の凍結に注意。年末年始の長期外出にも備えが必要です。
🦎爬虫類・両生類
- ヒーター・サーモスタットの稼働状況を毎日確認(温度計で実測)必須
- 停電時の緊急保温手段を準備(カイロ・湯たんぽ・発泡スチロール箱)必須
- 暖房による乾燥で脱皮不全が起きやすい。湿度管理を強化必須
- 年末年始の長期外出時の給餌・温度管理・停電対応を事前に計画推奨
- クーリング中の個体の体重・状態を定期チェック(急な痩せは中止判断)推奨
🐠淡水魚
- ヒーターを二重化または予備を即交換できる体制に(故障は致命的)必須
- 水換え用の水は水温を合わせてから使用(急な温度差で白点病を誘発)必須
- 結露対策(ガラス蓋・照明周り・コンセントの漏電に注意)推奨
- 暖房の効いた部屋でも夜間の冷え込みに注意し、最低水温を記録推奨
- 電気代の確認と保温の省エネ対策(断熱材・蓋でロスを減らす)任意
🪷メダカ・金魚(屋外)
- 水温が5℃を下回ると冬眠状態に。給餌は完全に停止し、そっとしておく必須
- 水面が凍っても水中まで凍らなければ越冬可能。水深15cm以上を確保必須
- 全面凍結を防ぐため発泡スチロール等で保温し、厚い氷は割らずお湯で溶かす必須
- 冬眠中は水換えをしない(水質・水温を急変させ体力を奪う)推奨
- 落ち葉や雪が積もり過ぎないよう、波板など通気性のある覆いをかける任意
🪸海水・サンゴ
- ヒーターを二重化し、停電に備え乾電池式エアポンプ・保温材を常備必須
- 水温を23〜26℃で安定維持(冷えるとサンゴ・魚とも体調を崩しやすい)必須
- 暖房OFFで室温が下がる夜間・外出時の水温低下に注意推奨
- 比重を1.024〜1.026に維持(足し水は真水、人工海水は規定濃度で)推奨
- 年末年始の長期外出に備え、自動給餌・タイマーと留守中の点検体制を確認任意
🐦鳥
- ペットヒーター+サーモスタットで保温。不調時は30℃前後を目安に必須
- 保温のし過ぎは冬でも熱中症や過発情を招く。様子を見て温度を調整必須
- ケージは窓際の冷気・隙間風を避けて配置し、夜は保温カバーをかける推奨
- 停電・年末年始の外出に備え、カイロ等の緊急保温手段を準備推奨
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