ハムスター・ウサギ・モルモットなど小動物の飼育・購入で使われる専門用語をわかりやすく解説します
小動物に必要な栄養素をバランスよく配合した固形飼料。ウサギやモルモットの主食として使用される。年齢やライフステージに合わせた製品を選ぶことが重要。
ウサギやモルモットの主食となる乾燥した草。繊維質が豊富で、消化器官の健康維持と歯の摩耗に不可欠。チモシーが最も一般的で、常に食べ放題にしておく。
イネ科の牧草で、ウサギ・モルモット・チンチラなどの主食。1番刈り(繊維質が多く硬い)、2番刈り(やや柔らかい)、3番刈り(柔らかく嗜好性が高い)がある。成体には1番刈りが推奨。
マメ科の牧草で、チモシーより高タンパク・高カルシウム。成長期の子ウサギや妊娠・授乳中のメスに適するが、成体に与えすぎると肥満や尿石症のリスクがある。
歯の噛み合わせが悪くなる症状。ウサギやモルモットなど常生歯(一生伸び続ける歯)を持つ動物に多い。牧草の摂取不足が主な原因で、食欲低下やよだれの症状が出る。重症化すると定期的な歯の切削が必要。
足裏の皮膚がただれて炎症を起こす病気。ウサギに多く見られ、硬い床材や肥満、運動不足が原因。床にマットを敷く、爪を定期的にカットするなどの予防が重要。
消化管の動きが低下・停止する症状。正式には「消化管うっ滞(GI stasis)」。ウサギに多く、ストレス・繊維不足・脱水などが原因。食欲廃絶や糞の減少が見られたら緊急の対応が必要。
繁殖可能な状態になる時期。ハムスターは約4日周期、ウサギは通年発情が可能。発情期のオスは攻撃的になったり、マーキング行動が増えたりすることがある。
オスの精巣を外科的に除去する手術。攻撃性の低下、マーキング行動の減少、生殖器系の病気予防などのメリットがある。ウサギやフェレットでは一般的に推奨される。
メスの卵巣・子宮を外科的に除去する手術。ウサギのメスは子宮疾患の発症率が非常に高いため、繁殖予定がなければ避妊手術が強く推奨される。フェレットも同様。
ケージ内の配置・構成のこと。給水ボトル、餌入れ、トイレ、隠れ家、回し車などを適切に配置する。動物の種類や大きさに合わせたレイアウトが快適な飼育環境の基本。
ハムスターやデグーなどの運動用器具。野生では一晩で数km走る動物のため、運動不足解消に不可欠。体のサイズに合った直径のものを選び、背中が反らないサイズが適切。
チンチラやデグーが体の汚れや余分な油分を落とすために行う行動。専用の細かい砂(チンチラサンド)を容器に入れて提供する。チンチラは毎日の砂浴びが必須で、毛並み維持に欠かせない。
毛づくろいのこと。動物が自分で行うセルフグルーミングと、飼い主が行うブラッシングなどがある。長毛種は毛玉防止のために定期的なブラッシングが必要。
飼育環境の温度を適切に保つこと。ハムスターは20〜26℃、ウサギは18〜24℃が適温。夏の熱中症と冬の低体温(ハムスターの疑似冬眠)は命に関わるため、エアコンでの管理が基本。
複数の個体を同時に飼育すること。デグーやモルモットは社会性が高く多頭飼いに向くが、ハムスター(特にゴールデン)は縄張り意識が強く単独飼育が基本。相性や種類を理解した上で判断する。
新しい環境や飼い主に動物を慣れさせること。お迎え後1週間は触らず環境に慣れさせ、その後少しずつ手から餌を与えるなどして人の存在に馴染ませる。焦ると逆効果になる。
動物を手に乗せたり持ち上げたりして触れ合うこと。慣れた個体であれば健康チェックやコミュニケーションの手段になる。掴み方を誤ると骨折やストレスの原因になるため正しい持ち方を学ぶ。
夜間に活動が活発になる性質。ハムスター・チンチラ・フクロモモンガなどは夜行性で、昼間は眠っていることが多い。無理に起こすとストレスになるため、生活リズムを尊重した飼育が重要。
ハムスター・リス・デグー・チンチラなど、一生伸び続ける切歯を持つ哺乳類の総称。硬いものを齧る習性があり、ケージやケーブルの齧り対策が必要。かじり木を与えて歯の伸びすぎを予防する。