蘭の栽培・購入で使われる専門用語をわかりやすく解説します
樹木の幹や枝に根を張って生育する蘭の総称。胡蝶蘭やカトレアが代表的で、根は空気中の水分を吸収するため通気性の良い植え込み材が必要になる。
地面の土壌に根を張って生育する蘭の総称。シンビジウムやパフィオペディルムが代表的で、着生蘭より保水性のある用土で栽培する。
蘭の茎が肥大して水分や養分を蓄える器官。カトレアやデンドロビウムに見られ、バルブがふっくらしているほど株の状態が良い証拠とされる。
花を咲かせるために分化した芽のこと。胡蝶蘭では葉の付け根から伸びる細い茎状の突起として現れ、適切な温度差によって花芽分化が促進される。
花茎の節や茎の途中から発生する子株のこと。胡蝶蘭やデンドロビウムに多く見られ、根が十分に伸びたら切り離して独立した株として育てることができる。
蘭の植え込みに広く使われる天然素材。保水性と通気性のバランスが良く、胡蝶蘭やバンダの栽培に適している。1〜2年ごとに劣化するため植え替えが必要。
松などの樹皮を砕いた蘭用の植え込み材。通気性・排水性に優れ、カトレアやオンシジウムの栽培で多用される。ミズゴケより乾きが早いのが特徴。
釉薬を塗らずに焼いた多孔質の植木鉢。鉢壁から水分が蒸発するため通気性に優れ、根腐れしやすい蘭の栽培に適している。洋蘭栽培の定番資材。
大きく育った蘭を複数の株に分割して増やす方法。シンビジウムやカトレアなどで一般的に行われ、1株あたりバルブ3本以上を目安に分ける。
茎頂培養(メリステム培養)による蘭の増殖技術、またはその方法で増やした株。親株と同一の遺伝子を持つクローン苗が大量に生産でき、均一な品質の株が得られる。
人為的な交配を経ていない自然界に自生する野生種のこと。原種ならではの素朴な美しさがあり、交配種の親としても重要。コレクターに根強い人気がある。
異なる種や品種を人為的に交配して作出した蘭のこと。花の大きさ・色・模様・育てやすさが改良されており、初心者にも扱いやすい品種が多い。