Air layering propagation for houseplants: when to use it over cuttings, suitable species including Monstera and Ficus, sphagnum moss technique, and post-separation care.
Puntos clave
Air layering propagation for houseplants: when to use it over cuttings, suitable species including Monstera and Ficus, sphagnum moss technique, and post-separation care.
# 観葉植物の取り木(高取り法)ガイド|モンステラ・フィカスを増やす方法
挿し木が難しい大型の観葉植物や、茎が太く硬くて挿し穂を作りにくい植物を増やしたいとき、最も有効な方法が「取り木(高取り法)」です。取り木とは、枝や茎が植物体についたまま根を出させてから切り離す繁殖法で、切り離す前に根が出るため発根率が非常に高く、挿し木より大きな株を短期間で得られるのが特徴です。
この記事では、取り木の基本的な仕組みから、必要な道具・手順・取り木後の管理まで、実践的に解説します。
取り木(英語でAir Layering、またはMarcotting)は、植物の茎や枝の一部に傷をつけて発根を促し、根が十分に育ってから親株から切り離す繁殖法です。
なぜ茎に傷をつけると根が出るのか? 植物の茎では、葉で作られた糖分(光合成産物)が師管(しかん)を通って下方向へ移動します。茎に環状の傷(環状剥皮)をつけると、この糖分の流れが遮断され、傷口の上部に糖分や植物ホルモン(オーキシン)が蓄積します。このホルモンが発根を促進し、傷口付近から新しい根が発生します。
フィカス類(フィカス・ベンジャミナ、ウンベラータ、エラスティカなど) ゴムの木の仲間は茎が太く挿し木より取り木が向いています。切り口からでる乳白色の樹液(ラテックス)には注意が必要ですが、発根率は高い。
モンステラ 大型になったモンステラを小分けにしたいときや、気根のある節の部分を発根させたいときに使います。茎が太いモンステラ・デリシオサには特に有効。
ドラセナ類 古くなって下葉が失われ、棒状になった茎からでも取り木で再生できます。
ディフェンバキア 茎が太く長く伸びた株を更新するのに取り木が便利。
クロトン(コディアエウム) 挿し木の発根が難しい品種は取り木で高い確率が見込めます。
シェフレラ(カポック)・ポリシャス 茎立ちした株の再生や増殖に適しています。
取り木を行う場所を決めます。理想的な位置は、葉が数枚ついた健康な茎の節の下、または成長点の下2〜5cmの部分です。
根の出やすい「節(ふし)」の部分を含むように位置を選ぶと発根しやすくなります。
茎の表皮(樹皮)を1〜2cmの幅でぐるりと一周剥ぎ取ります。これが取り木で最も重要な工程です。
手順: 1. カッターで茎の全周に浅い切れ込みを2本(間隔1〜2cm)入れる 2. 2本の切れ込みの間の表皮(緑色の外層と内層の師部)を丁寧に剥ぎ取る 3. 木部(硬い白い部分)が露出したらOK 4. 残った師部の白い内皮をきれいに取り除く(師部が残ると糖分の流れが復活してしまう)
注意: 中心の木部は傷つけないようにします。木部まで切ると植物が弱ります。
剥皮した部分に粉末または液体タイプの発根促進剤(ルーティングパウダー)を薄く塗布します。省略しても発根しますが、使用すると発根が2〜3週間早まることがあります。
事前に水を含ませて軽く絞ったミズゴケを、剥皮した部分を中心に大きく盛り付けます。
ポイント: - ミズゴケは「手でぎゅっと握ると少し水が出る程度」の湿り気が適切 - 剥皮部分が完全に隠れるよう、直径5〜10cm程度の塊になるよう盛り付ける - ミズゴケが乾きにくいよう、たっぷりと使う
ビニール袋またはラップフィルムでミズゴケを包み、乾燥を防ぎます。
ラップフィルムの場合: 1. 剥皮部分を中心に、上下15cm程度の範囲をラップで巻く 2. ミズゴケが外れないよう上下をビニールテープで固定する 3. ラップの上下の口は密封する(水分の蒸発を防ぐため)
取り木後は通常の管理を続けながら発根を待ちます。発根期間は植物の種類・季節・温度によって異なります。
| 品種 | 発根までの目安期間 | |------|-----------------| | フィカス類 | 4〜8週間 | | モンステラ | 4〜6週間 | | ドラセナ類 | 6〜10週間 | | クロトン | 6〜10週間 |
ラップの外から白い根が見えてきたら発根のサインです。根が2〜5cm程度の長さになったら切り離しの適期です。
切り離し直後は根がまだ弱いため、直射日光を避けた明るい日陰で2〜4週間養生します。
過湿やフィルムの隙間からの空気の流入でカビが発生することがあります。古いミズゴケを除去して新しいミズゴケに交換し、フィルムの密封を確認します。
根の量が少なすぎる段階で切り離した可能性があります。より多くの根が出るまで待ってから切り離すようにしましょう。
取り木で切り離した後、親株の切断面には切り口保護剤(癒合促進剤)を塗布します。その後も水やりと施肥を続ければ、切断した部分より下の茎から新しい芽が出てきます。
取り木は株を増やすだけでなく、大型株をコンパクトにリセットする方法としても有効です。しかし、希少品種や大型の美しい株を手に入れるには、育て込まれた株をブリーダーから購入することも選択肢のひとつです。ブリちょくでは、丁寧に育てられた観葉植物の大株・希少品種を専門ブリーダーから直接入手でき、取り木のやり方や品種特性についてもブリーダーへ直接質問できます。手元の株を増やす楽しさと、新しい品種を入手する楽しさを両立させてみてください。
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